工事進捗(着工33日目)とパナホームの収納の注意点①押入れ

変態です。

まずは工事進捗。
とうとう変態家最大のこだわりの一つ、キラテックタイルが搬入されました。パレットに山積みされたキラテック、これだけの量のタイルが貼り付けられると思うと感慨深いですね。重量的にかなりの負荷となるので、やはり木造だと一条の様なモノコック構造かつ屋根が太陽光パネルの様な軽量仕様でないと難しいのも解ります。クレバリーホームは木造軸組でありながら更に瓦屋根を標準仕様としている重装備ですが、実際の所耐震性や長期間の負荷による歪みはどうなんでしょうね。
キラテックタイルはこの箱のサイズで複数枚のタイルが剥離紙で繋がれた状態の1ユニットになっています。水糸を張った後、下地サイディングにタイル用接着剤を塗っては貼付け塗っては貼付け。最後に剥離紙を剥がして洗浄して完成という手順で貼られていきます。

 どんな小さな家でも1面が数mはあるので、この小さなユニットを歪みなく貼っていくのに高い技術が必要なのは容易に想像出来ます。切妻なのでケラバに接する箇所は、タイルの切断(割り)作業がありますし。変態家を担当して下さった会社はタイル貼り専門の会社の様で、変態の県及び近隣県で有名な会社の様でした。とはいえ担当する職人さん次第なので…うまく貼ってくれるといいのですが。

 着工1ヵ月を過ぎてすっかり家らしくなっていましたが、今度は収納が付きはじめました。狭い家ですので収納を作りすぎるとただでさえ狭いのに更に狭くなる…というか、坪単価で計算すると「この大して必要のない物を保管する空間のために何十万円もかかっている!」と切なくなれます。必要最低限としたい所ですが収納が不足すれば煩雑になりがちですし、間取りも大切ですが収納の面積もとても大切です。

ここまでは以前にも書いた内容ですが、今回はもう一段階進みまして

・収納の奥行と棚の支え方

について書こうと思います。
 住まいとくらしの情報館での仕様決定時には、全く考えていなかった項目だったのでかなり適当に設計士さんにかなりお任せにしてしまいました。結構失敗ポイントだったと思っています。

パナホームの収納の注意点①押入れ

1F和室の押入れです。
ここは子供が小さい頃には寝室として使用、かつ客間になる予定なので布団が収納できる事が必須条件です。またこの押入れの上には2Fを無くしていますので、後々仏壇を受け継ぐ時には改修して入って頂く予定です。
 メーターモジュールかつ天井の高い(現在では一般的な高さとも言える)パナホームの場合、押入れも特別な事をしなければメーターモジュール(1グリッド)になります。押入れユニットとしてある程度規格化された物から選ぶ様になっています。大容量でいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、変態としてはメーターモジュールの押入れは欠点の方が多いと思っています。幅については特にデメリットは思いつかないのですが

・奥行があり過ぎると、収納する物を選ぶ

 収納できる物が意外と限られてしまうんですよね。布団のようなある程度軽く、大きくて奥行のある物体にはちょうどいいのですが、さして大きくない物の場合が問題です。奥まで押し込めば手前に物が置けますが、すると奥の物が出せなくなる。奥の物を出すにも手前の物をどける必要がある上、奥行がありすぎて手が届きにくい。それを解決するには押入れ収納ボックス(引出しタイプ)の様な物を使う事になるのですが、フルスライドレールでも無いので結局軽い衣服的な物しか収納しづらい。細かな物の収納には非常に不向きです。

・高さがあり過ぎると、死蔵品になりがち

 高さがあると、確かに見た目の収納量は増えます。変態は身長175cm程度の極めて一般的な日本人ですが、天袋部分は背伸びしてやっと。折り畳み踏み台を常に押入れに入れていますがそれを使わないと出し入れ出来ないです。そんな高い位置の収納も同じだけの奥行がありますので、その奥行を活用するにはやっぱり布団の様な軽くて体積のあるものしか収納できないという。座布団くらいの体積だと奥に行ってしまうと取り出す事が難しくなります。

 以上から、収納の奥行は意外と重要なので、布団を入れる場所(押入れ)以外は浅い方(0.5グリッド~)が使い勝手がいいと思います。

押入れ内部の仕切り方。
 右側一部の棚板を無くす事によって、アウターを収納できるスペースとしました。季節の物数着をここに入れ、他は押入れ下段に引出し収納ボックスで対応します。その季節に使わない物は2FのWICに退避ですね。

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