どう見ても釣りっぽいタイトルで申し訳ないのですが、パナホームを安くする方法です。安く契約する方法ではありません。
パナホームの中の人ではないので値決めの方法は解りません、結局の所交渉していくら引いて貰えたとかそんな相手の出してきた数字を指標にしても解らない訳です。
今回の変態の件を例とします。
値引き前見積はこまごまとした数字が並びますが、値引きでキリが良くなり、そこへキリのいい太陽光システムを載せるとあら綺麗な数字が出てきました。
勿論同時に頂く契約書には部材一つ一つの価格が載っており積算して…根拠のある数字の体は成しています。
しかし、例えば上の煙突を採用していて10数万円。ドアの仕様を1ランク上げていて1枚20000円の差額が10枚で20万円。合計30数万円見積上高かったとして、果たしてこの契約書の数字がそれだけ上がっていたかと言えば否でしょう。多分単に値引き額の部分が増えるか、何事もなかったかのように工事費用あたりで調整されて同じ額になっていると思います。
勿論それが積み重なり、50万、100万となると値段に反映されてくるでしょう。
結局値引き額なんてものはパナホーム側が利幅として取っている分からいくら減らすかというか、値引き分として既に予算取りされている範囲からいくら引き出せるかって話で、結局パナホーム側のハラ一つといいますか。
パナホームを安くする方法
ですので、確実に安くする方法は「契約後に仕様グレードを下げる、もしくは不要な物を外す」
これに尽きますね(あっ石投げないで)。「契約後」というのが重要です。契約してしまえばパナホーム側としては無理に値引きに対応する必要はないというか、むしろ値引き対応する事の方が少ないでしょう。変更は全て「変更工事契約」として差額計算されますし。とはいえ、建築確認申請に関わってくる計画変更レベルの物は、折角グレードを下げて安くしても変更申請手数料でチャラなんて事にもなりかねません。
「仕様決定③ドア」の項で少し触れましたが、ここでモリモリに盛っておいた仕様を現実的に妥協出来る所まで下げていくという作戦ですね。
(とはいえ、一度高くて気に入った物を検討しておいて、下げる…というのはなかなか出来ませんので「気に入った物より少し上げておく」という考え方でもいいかもしれません。)
さてこの「契約後」といっても前提条件として、仕様がかなり詳細に決定してからの契約に限ります。往々にして詳細を決める前に契約をし、そこから変更工事として契約時の仕様からの差額で計算するというパターンが多いというか多分大半がそうなんじゃないでしょうか。
「契約後にxx%くらいは費用が増える事を想定しておこう!」
とかよく見かけますよね。これはHM側に有利な展開となります。
自分の夢の価格
考え方とだけの問題かもしれませんが、自分の理想を叶えるために好きな部材を好きなように選択した時の費用と同時に、この辺でいいかと妥協出来る部材を予め選んでおいて、差額を見て「自分の夢や理想を叶えるのに必要な数字」
を把握される事が大事かなと思います。一個一個の部材選択で理想を小出しにすると薄まるんですよね、情報が。この数字が自分で納得出来るのならそれで構いませんし、高いな…と迷うくらいの物ならしない方が今後の人生が有利になるというか。
契約書が出来てその中に詳細見積がある以上、契約後はその価格での「変更工事」をしなくてはならなくなります。減らせばその数字分綺麗に減ってくれます。
利幅の大きい高額な商品を選択しておいて、それに応じた値引き額を提示して貰って契約後で仕様を下げる…いい顔はされないでしょうがね!
とはいえみなさん、注文住宅なんだからすべての部材に拘って指定されていってるでしょうからそう簡単な話ではないと思います。が、誰でも「そこまで拘らない」部分もあると思いますので、そういう部分だけでも頭の隅に置いておけば、後でこだわりの家具の一つくらい買える予算が出てくるかもしれませんよ。
カーテンの提案は受けていたのですが、カーテンは
「パナホームを通さないで買う可能性が高い、けれど他業者の取付けで揉める可能性があるのは嫌なのでレールだけはパナホームで」
としていたので全部屋にカーテンレールが予定されていましたが、後に数カ所、カーテン自体が要らなかったりプリーツスクリーンに変更でレール不要になったりで、費用が減ったりしましたね。浴室暖房乾燥機なんかも契約後で換気扇にすればよかったと思ってます。
変態は要らないものは要らない、グレードの低くていい物は低くていいと最初から割り切りすぎたせいで、値引交渉するにも後で費用削減しようにも何も出来ない状況になってしまったので、ある程度は盛っておくべきだったなーと思っています。
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