カーポートと外構の固定資産税

変態です。

 変態は車が好きです。小型で軽くてパワーは無いけどハンドリング重視といった車が非常に好き。更にマイナー車だと最高です。マツダ信者なんですが最近デブ気味なんですよね…海外で戦うためなのは解りますがもう少しダイエットしようや…最近のスズキ車の軽量化には目を見張るものがありますね。と、いきなり話が逸れましたが

カーポート

車好きなら採用するか真っ先に悩みますよね。
 
 ・雨に濡れずに乗り降り、荷物の積み降ろしが出来る
 ・寒い日の朝に凍結であわてる必要が無い
 ・車の汚れ、劣化を低減出来る

 特に最後の項目は、車好きには大きなメリットです。若い頃はガレージハウスなんか建てて、自分で整備して…リビングから眺めて…といった老後を楽しみたいなと思っていましたが人生ままなりません。リビングから眺めるって所だけは達成出来ましたが。

なのになぜカーポートを採用しなかったのか。

カーポートのデメリットを考えてみます。
デメリット
 ・基本接道に対して一番いい場所を占有するためオシャレ用語で言うファサードを隠す事になる事が多い
 ・カーポートを支える柱に気を遣う(柱が奥のタイプなら問題無し)
 ・通勤に車を使う場合、夜間と休日しかカーポートの恩恵を受けられない
 ・カーポートが採光可能なポリカ屋根であってもやはり暗くなる
 ・カーポート設置費用、維持メンテナンス費用がかかる
 ・建蔽率に含まれる
 
多かれ少なかれこういった影響が出ますね。

変態家は変態の普通車と妻の軽自動車の2台体制です。
駐車スペースがL字配置のため、並列2台用カーポートが使えません。

・ならば2台分のカーポートを
 →家の裏にも物干しテラスがあるのに多すぎだろと
・変態の普通車だけでも
 →通勤に使って夜しか停めないし、会社の駐車場は砂利敷き青空駐車場でしょ
・じゃぁ妻の軽自動車に
 →もう車齢13歳の軽自動車に必要なの?

はい、どう考えても必要ありませんでした。
 それに配置的に、変態の普通車用に設置すると、ただでさえ採光が死に気味のリビングにとどめを刺す可能性が非常に高いです。

カーポートの経済面

それでもカーポート欲しいよ!と思った場合、経済的な面から考えてみましょう。
変態の普通車は現在、車齢2.5歳のどこにでもある普及価格帯普通車(乗り出し250万帯)のMT。むすこが生まれて変態両親も一緒に出掛けられる様にとオープン2シーターから5人乗りに乗り換えたため、むすこと出かける機会が減るまでは乗る予定です。ミニバン?MTがあったら検討してやんよ(商用車はさすがに…)。
 今のところ大丈夫ですが、むすこが自分で自分の席に乗る様になったり、遠出して車酔いでリバースすることも、ジュースをぶちまける事もあるでしょう。

そして仮に車齢10歳まで乗ったとします。
気に入って乗ってきた愛車ですが下取り価格は頑張っても数万円程度でしょう。

ではカーポートを付けて理想的な保管をし、非常にきれいな状態を保ったとします。下取り価格は…!

頑張っても数万円アップ程度の現実に切なさ炸裂すると思います。(マツダ地獄)

 これが、もっと早く買い替え周期を考えているとか、高級車だとかならばまた違ってきますので、あくまで変態の場合に限ります。
 一般的にカーポートの耐用年数を20年としている様ですので、むすこがあまり変態をかまってくれなくなる頃に、オープン2シーターに乗り換えて、同時にカーポートを増設でもいいかなと思っています。新築時に設置せずに浮いた20~30万円を次の車の予算に回すって考え方もアリだと思います。

 という訳で変態の場合に限ってですが、あまりコストパフォーマンスの良い設備ではありませんでした。とはいえ10000円/年、月800円程度と思うと車を通勤に使わない人は十分価値のある外構じゃないかと思います。変態の出身地の様に1mくらいは雪の積もる地方ですと、折板カーポートくらいは欲しい所ですが。

 上で少し触れましたが、一応カーポートとはいえ建築物なので建蔽率/容積率の対象となります。
「高い開放性を有する建築物は建築面積を緩和」してくれたり、「自動車車庫の容積率緩和」など緩和措置がありますのでご確認下さい。
 現実的に、後からカーポートを建ててたからといって役所の方が来て確認される事などはまずないでしょうが、建てるなら堂々と法律を順守して建てたいものです。

固定資産税

カーポート:非課税
車庫(形状によるが、一般的な物):課税対象

 屋根があって、3面以上に壁があり、地面に固定されている
 上記を全て満たす場合に固定資産税の課税対象になる様です。じゃぁ物置はどうなの?なんですが、物置はちゃんと基礎があって地面に固定されている物は対象、コンクリートブロックの上などに設置して、すぐに動かせる様な物は対象外の様です。勿論外構も、屋根も壁もありませんので対象外ですね。
 時々、固定資産税が上がるから、カーポートや外構は固定資産税の査定が終わってからにしようと書かれていたりしますが、上記の様な物はかかりませんから気にしなくていいですし、かかるものならそもそも脱税ですからね!


 しかし家といい車といい、現金の時は何も言われないのに使って所有した途端に税金がかかる。資産を持つ事で税金がかかるって他の物には無い特徴ですよね。

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