引越しは絶好の物を減らすタイミング。処分方法あれこれ

変態です。

 引越しと言えば忘れてならないのは不用品、端的に言えばゴミの話。そもそも引越し時にゴミが出る事自体が本来はおかしいんですが。いつか使うかもと保管していたけど新居に持って行く程の物でなかったり、存在すら忘れた死蔵品だったり。
 「折角引越しするんだからまとめて処分できるいい機会だし」って程度の物も多いかと思います。
 忘れていた系の死蔵品はそれこそ最悪で、こんなよくわからない物を保存するために今まで家賃を払っていたのかとか、それこそ新居にも居座る予定であれば高い坪単価を払ってまで尚保管する価値のある物かのか考え直して、是非引越しの機会に出来るだけ処分する事をおすすめします。
 普段の家庭ゴミに出すのをためらう大きさの物を処分する千載一遇のチャンスですよ!

不用品の保管コスト

 「工事進捗(着工33日目)とパナホームの収納の注意点①押入れ」でも触れましたが、ざっくり仮に2グリッド(約1帖分)の無駄荷物を保管するのに必要な金額を計算してみます。
 パナホームの坪単価を…変態家35坪2600万(税込)(太陽光発電の100万は除く)だと、坪単価74万円。1帖分だと37万円になります。
 35年間保管に利用すれば…年間10000円程度になりますね。勿論1坪増えれば比例で価格が上がる訳でもないのでこれほど単純に計算できるものではありませんが、無駄な物の保管にかかるコストとしては高いと思われる程度はかかると思います。むしろ逆に「1帖分の不用品を減らせば年10000円貰える」と考えればやる気が出ませんか?

って事で不用品を処分する方法です。
上から順に時間や手間はかかるけどリターンの大きい処分方法になります。

 ・個人取引(ヤフオクやメルカリなど)
 ・マニア向け買取店(駿河屋など)
 ・品目別買取店(ブックオフ、ハードオフ、オフハウスなど)
 ・総合買取店(リサイクルショップなど)
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 ・廃品買取業者
 ・ごみ処理施設に回収依頼または持ち込み処分
 ・廃品処理業者

こんな順でしょうか。

不用品処分方法あれこれ

個人取引

ヤフオク(ネットオークション)
 各社ネットオークションがサービス終了し1強となってしまったヤフオク。落札システム利用料(ヤフオク税)が8%にアップされるなどライバルが居なくなったことをいい事に改悪が続いています。とはいえ、落札システム利用料が決済確定時に天引となったのは個人出品者には数少ない改善点。落札した後、月またぎでキャンセルや音信不通などをされると落札システム利用料を問答無用で徴収されるので、どうしても月末近くになると出品を控えないといけなかったため。
 最近は手続の簡略化が進んでくれて、送料の自動計算ややる事リマインダー通知、決済もかんたん決済推し。出品以外一文字も文字を打たずに取引完了できる事もあり「これくらい便利になってトラブルも減るならヤフオク税8%もやむなし…」といったところか。でもメルカリの10%まではいずれ上げてくるんでしょうね。
 
メルカリ
 こちらはネットフリマの雄ですね。手数料が10%とえげつない上、急速な普及もあってか出品、落札者共ユーザー層に不安があります。無茶な値引き要求も当たり前。とはいえ分母が大きいのは正義ですから一概に否定も出来ないのが難しい所。
 対抗馬のラクマが現状は完全無料で治安も現状はよく、使いではいいのですが分母が少なく売れないのでは意味が無いですし。

マニア向け~品目別買取店

 店舗買取、出張買取、通信買取と手段は色々ありますがやはり「専門性」があるのが強みです。客層も「専門性」を目的にしていますので、本来の価値が付きやすい傾向があります。とはいえ商売ですから、経費に利益を乗っけなくてはいけませんので個人取引に比べれば高く処分出来ません。手間を考えればベストな選択でしょうか。

総合買取店

 買取ってくれる品目が多く、一度に済ますのであれば有力な選択肢。その分査定は低く、「捨てるくらいなら」「処分費用がかからなければそれでよし」くらいの気持ちであれば良いと思います。一番手間がありませんし。

廃品買取業者

 あくまで廃品扱いで買い取って貰うため、鉄やアルミなど、そのものの「素材」的価値しかありません。買取手数料を考えると、無料回収くらいの意味合いになると思います。
 無料回収といえば、ポスティングで「N月N日に無料回収しますので連絡下さい」みたいな胡散臭いチラシを見かける事もあると思いますが、あれも「いざ頼んでみたら無料じゃなかった」なんて話も聞きますし、注意喚起なされているようです。
 というか、家電などは処分方法がきちんと決まっていますので、家電無料回収とかに出すのはよろしくないですね。大半は違法業者という調査結果もありますしトラブルも多発している様ですしね。

ゴミ処理施設・廃品処理業者

 この選択肢は確実に出費が発生しますが、確実に合法的に処分できる方法です。車があればゴミ処理施設へ自己搬入が一番安く上がるのではないでしょうか。ゴミ処理施設へ連絡し、回収をお願いする事も可能ですが回収費用がかかります。
 変態は、他の事情で会社を休んだ時に自己搬入しました。公共施設なので平日しか受け付けて貰えないのが辛い所です。そうでなければ頻繁に利用したいのですが

 変態市の場合は

 ・ゴミを積んだまま車で受付へ。ドライブスルー受付部分が巨大な秤になっており、受付時に総重量を計量されます。
 ・車に乗ったまま、案内された素材別の処分コーナーへ行きます。(鉄は何番、木は何番みたいに)
 ・到着すると屈強なおっちゃん数名が群がって車の中のゴミを担ぎだしてくれます。体育会系で仕事は荒っぽいので、リアゲートまわりに養生しないと傷だらけにされると思います。
 ・受付に戻り、車ごと再計量。重量差でゴミ重量を計算します。処分費用は80円/10kgでした。

 超大型のセルフレジ方式でした。変態が処分した後も、沢山の軽トラが入って来ましたね。うん、軽トラで来るのがベストだと思いますここは。

まとめ

 本人にとってはゴミかもしれませんし、家づくりに手一杯な毎日でこんな事をしている余裕はないかもしれません。しかし家を建てると決めたその日から少しづつ手をかけてやれば、ただ捨てられるだけだったゴミが立派に新居の一部となって役に立ってくれるでしょう。
 引越し費用や間取りの収納面積も抑えられたりと馬鹿にできない効果がありますよ!

補足)自分にとって不要かの見極め方
 ①リビングに不用品候補ボックスと銘打ってハコを設置します。
 ②その中に捨てようか迷っている物をぶちこみます。
 ③そのまま普段通り暮らします。

1年経って一度も触らなかったら要らない物です。
 目につくところに置きつつ(忘れた死蔵品化させず)も、オールシーズン通して(季節特有アイテムの場合もあるため)触れないという事は、本当に使わないという事です。

 やっぱり残しておけば良かった…!と思う事も稀にあるかもしれませんが、処分した事により見えにくいメリットは沢山あったはずです。必要になった時買いなおしましょう。機能製品なら確実に性能向上しているのでより幸せになれるはずです。

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