センサーライトは採用箇所次第でヘイト値が溜まる

変態です。

 そのセンサーライト、ご近所の反感を買っているかもしれませんよ。

防犯センサーライトの功罪

変態家はまだ息子が小さいため2F寝室が使えず、1F北側和室を寝室として使用しています。北隣家のご主人は車好きで防犯用高輝度センサーライトを4発、庭に向けています。隣に公共文化施設や変態家が建つまでは広大な空き地だったので、誤作動も無かったのでしょうが今や気が狂ったかの様に威嚇しまくっています。
 変態が夜間自宅の北側を歩こうものなら、ルパン三世のOPのごとくライトアップされます。公共文化施設が閉館時間になり車が帰り始めると、ヘッドライトに反応して点灯、点滅と威嚇を繰り返します。風の強い日などは(植栽も無く赤外線に反応する物など無さそうなのに)見えない敵と戦っている様ですね…

 あんなに激しいのに当人はうっとおしくないのか…と思うのですが、以前「仕様について③防犯ガラスかシャッターか」で触れた様に、南側掃き出し窓のシャッターが一年中開閉めっぱなしのお宅なので…多分気付いておられません。

 変態家は和室に、和紙調プリーツスクリーンの透け感が気に入って採用、かつシャッターを付けない派という不幸が重なり、その時間帯には延々と防犯センサーライトの威嚇を受け続ける事になっています。
 とはいえ防犯アイテムなので反応してくれないと困りますし、後から家を建てた上に1Fでノーガード就寝しているのも変態家の都合です。後数年の我慢と諦めておりますがセンサーライトはこんな風に近隣のヘイトを知らずに溜めている可能性があるのでご注意下さいませ。変態家も玄関灯がヘッドライトに反応している事もあるので注意しております。


 そんな訳で設置場所や設定を間違えると不愉快なセンサ―ライト。家の中ではどうでしょうか?

家の中のセンサ―ライト

玄関/勝手口

パナホームの玄関灯/勝手口灯は、標準で「FreePa」対応品となっています。FreePaはPanasonicの屋外センサ―ライトの仕様名で、開始時間(といっても明るさセンサーからの推測)や明るさ、動作設定などを2つのダイヤルの組み合わせで、簡単な割に必要十分程度の細やかさで設定できるものです。
 感度も過敏でなく、センサーを向ける方向で範囲も設定出来るため、普段使いで不満に感じる事はない玄関灯だと思います。

補足)
 覚えておくと少しだけ役に立つかもしれない使い方。夜間の来客で玄関先で話す時(少ないかもしれませんが)、両者の動きが少ないと勝手に消えたり暗くなったりしてしまいます。これを防ぐには、壁に取り付けてあるスイッチを2回押す(2秒以内)と常時点灯モードに切り替わります。

廊下/ホール

廊下やホールなどには、壁付センサー+ダウンライトが取付られます。壁付センサーにはシャッター付いていて、検知範囲を設定できる様になっています。リビングと繋がっている廊下などで、リビングを歩いていたら廊下の照明が点灯するなんてことを防げます。「通過する」といった用途には非常に役立つ装備…なのですが長時間そこに居る事は考慮されていません。
 先程の玄関灯が暗くなるからと、玄関内にご案内。わざわざ上がって貰うほどではない用事だし…と玄関内でつい長話なんて事はままあるかと思います。(来客の無い変態家ではまず無いシチュエーションですが)。そして動きが少ないとここでも照明を消される事になります。ちゃんと家に上げるかさっさと帰って貰えというパナホームの心遣いなのでしょうか。小さな動作切り替えスイッチがあるので、そこで常時点灯に切り替えればいいのですが…これ大きくしてもいいんじゃないでしょうか?改良を望みます。

階段

パナホームは標準で、階段や廊下に「LEDフットライト」が設置されます。明るさセンサーのみで点灯消灯制御+壁面スイッチ仕様です。時間指定や明るさの設定が出来ないので、暗い場所では24時間点灯しっぱなしになります。勿論、暗いんだから点灯してた方が便利だし壁面スイッチがあるから昼間は切ればいい話なんですが、階段吹き抜け照明もあるためどうせスイッチ押さなきゃいけないならどちらかでいいんじゃないって事になりかねません。あ、変態家の話です。でも吹き抜け照明だけより階段が見やすくなって歩きやすいかもしれません。
 リビング階段などで、陽当たりのいい位置に階段のあるお宅でしたら自動制御に任せっきりでいいかもしれません。

トイレ

最後は問題児の「あかりファン」。展示場でも採用されていたので、変更しなければまず間違いなく組込まれると思うのですが、よくこの仕様で今まで許されてきたものです。開発者は毎日快腸のおっさんか、ゆっくり自宅でトイレに入る暇もない社畜のどちらかなのでしょうか。

 人感センサーで入室を検知し、センサー検知から設定時間後に停止。という単純な制御となっています。設定ツマミはフードの中にあり切-連続-自動の3モードに、時間設定ダイヤル(10sec~6min)があります。
人感センサーの仕組みは基本赤外線感知で、一定以上の温度で周囲と一定の温度差のある物体が一定以上の速度で移動した場合に人が居ると判断します。即ち動かない物は人じゃない扱いなんですよね…
 おなかの調子が悪く悶絶しつつ神に祈りを捧げている中、照明を落とされるという追い打ちをかけられる事がよくあります。そうでなくても人によっては本を読んだりスマホを見たりタバコ吸ったり、単に時間がかかる方なども分け隔てなく照明を落とされるわけです。その度に頭を振ったり手を挙げたりという辱めを受ける事になるのですよ。
 仕方がないので時間を長く(最大値6min)取っているのですが、これじゃ折角の人感センサーも本末転倒といいますか。

 あかりファンが特別ダメという訳ではなく、概ね他社も同じ様な仕様ですので大差は無いはずです。折角換気扇と照明が一体型という外見のスマートさに比べ、運用があまりにも泥臭いところが問題でして。
 (操作、設定系が本体内蔵のため壁付スイッチの後付けは想定されていないと思います。後で人感が嫌になっても普通の壁付けスイッチ式には出来ないでしょう。運良くあかりファンの電源ケーブルが壁付けスイッチを付けるのにいい位置を通っていれば別ですが。)

 幸いアラウーノも扱っているパナソニックグループなんですから、わずかなコストアップしても構いませんので、アラウーノの水洗信号を退出フラグに出来るとかにならないものですかね!もしくはアラウーノ側に、便座に座っている間は赤外線を定間隔照射する機能をつけて人間が動いている振る舞いをしてくれるとか。

まとめ

あらためて見回すと結構な数のセンサーライトがあり、普段は便利だなーと思うのですがイレギュラーな状況だと逆に使い勝手が悪くなる事もあります。階段下収納なんかも、収納内にスイッチ式照明を付けておかないと、整理中に照明が消されるなんて事にもなりかねませんので検討したいですね。

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