パナホームの家づくりスケジュール

(最終更新日:20170607 ラベル変更)
変態です。

 住まいとくらしの情報館で主要部分の仕様が決定し、ここからそれを反映させた最終見積、そして工事請負契約となる訳ですがその前に。



 ここまでの手続や契約が全て段取りよく進んでいるのは全て、画像の様なパナホーム営業さんが提案してくれる

「家づくりのスケジュール(と資金計画)」

 というスケジュール表があるからです。これを渡されるのは多分計画のかなり初期段階で、変態の場合はまだパナホームに建築申込前の段階でした。これに従って進めていく事になりますが、これは施主のスケジュール表というタイトルこそ付いていますが
 
 「パナホームの希望するスケジュール表(というか工程表)」

 である訳です。このあたりまでに決めてよ、払ってよ、着工させてよって事ですね。この通り進まないと困るのは施主では無くパナホーム側なんですよね。契約は欲しいですが請負うと今度は納期が出てきます。どうしても着工時期って季節によって重なりやすいですから、いかに工場生産部分の多いパナホームといえど職人や機材の調達が大変になりますからね。(忙しいならまだいいですが、仕事の無い期間を作らない様にするのが工場運営で一番難しいですしね。)

 それなら、この段取りで進まない様にゴネればいい条件とか引き出せるんじゃないの?という考え方もなくは無いでしょうが、あくまで相手からすれば契約を取るまでが至上命題。契約条件で損が出れば(というか想定の利益が出せなければ)どこかで回収する必要があり、たとえば工期や工員あたりにしわ寄せが行って、ミスやクオリティ低下の可能性が上がるだけだと思います。
 
 勿論施主が主役ですので、パナホーム側の都合に無理して合わせる事は全くありませんが、ある程度は敷いてくれたレールに乗っかってあげるのもお互いのためになるかと。それに、こういう目安程度の物でも期限を決めて貰えるというのは、よい事だと思います。考える時間というのはある程度あればよく、沢山あると思考は薄まり、本来当たり前に切り捨てる事の出来る選択肢がノイズの様に混ざってきて結果決定が出来なかったり判断が鈍るという事はよくあります。漫画家がいい漫画を描けるのは締切があるからだってやつですね。


 変態はホント、こんな前段階で貰ったスケジュールの通り、言い方は悪いですが綺麗にカタに嵌められて引き渡しまで行きましたので、安心感はありましたし次やる事に迷う事もありませんでした。
 
 それでも計画中は随分と悩んでそれなりにハゲそうでしたし、母からも「さっさと決めて楽になりなさい」と安心させるつもりがほどほど心配される程度には追い詰められていたようです。変態は家づくりを楽しんで考えていたつもりでしたが、それでも家づくりって相当な気力耐力を消耗する物だと思います。


 そんな訳でまとまりも無くなってしまいましたが、変態みたいな神経質というか細かい性格な人ほどきっちりと仕事をしてくれる大手HMをおすすめしておきます。これで相手がいい加減な会社だったら本当に心労で大変だったと思います。

2 件のコメント :

  1. 同感です。 これまでの変態さんの記事を読ませていただいておりますと、ほんと我が家とよく似ています。 
    我が家は両親からの資金援助はありませんでしたが、古い家に無償で住まわせてもらい、子供の面倒等見てもらいました。(お金に換算したら、そこそこの金額になるはず)
    どの建築屋で建てるか、、、やはり土地がらみでパナに。
    なので、情熱的に取組むというより、そこそこ夢をかなえるべくの家づくりでした。
    効率的にと出角4か所の家、メンテナンスフリーのタイル・瓦の考え方も変態さんと同じでした。まぁ、そうは言いながらもやはり「こうしたい、ああしたい」と欲が出てきて、当初の計画よりはちょっとは贅沢・無駄仕様にはなりました。
    引き渡しの納期は急いでいないから、のんびり作ってもらえばいいといっても、HMとしては、数をこなさなくちゃ利益が上がらないから、仕事はちゃちゃと進んでいきますしね。
    でも、それが良かったんでしょうね、私には。 いい加減な納期や説明や返答はやはり少なかったように思います。 地元工務店ではそうは行かなかったでしょう。 それでも戦う女子は、何回かはとっちめてしまいましたが。。。
    ともあれ、最後はWINーWINといきたいですね。

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  2. ココさん
    結構住居費ってかかりますからね、格安もしくは無料の住居があるとお金の溜まり方が全然違いますね。あと自分の持ち家になるととたんに余計な町内会だったりとお金に換算出来ない負担が出てきて。
     そこそこを叶えるというのは大事な事だと思います。つい全力を出し過ぎてしまいがちですが全てを叶えようとすればするほど失う金額も大きくなりますし。とはいえ家って人生で一番大きな道楽というか嗜好品ですので、ある程度は楽しみ、こだわり、無駄も盛らないと楽しくないですし。その理想と現実の鬩ぎあいが難しい所です!
    変態の実家なんか地元工務店で、仕事の込み具合で後回しにされたり、雨だから休みみたいな適当さで子供心にもこれはいかんなーと思っていました。

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