間取りのコンセプト③階段

変態です。


 大して書くことないと思ってたんですが、いざ書き始めると結構な量になってしまいました。

階段

・リビング階段/吹き抜けは無し

 リビング階段+階段部の吹き抜けは、1Fリビングの開放感やオシャレ感を演出するのによく使われると思います。実際憧れますよねー吹き抜けの明るいリビングで、二階から子供が顔を出してリビングを覗いてくれるとか。ですが変態は超現実主義の庶民ですのでそんな幻想に惑わされません。

 で、狭い家でプランニングするとほんと困るんですよ階段の置き場所。当たり前なんですが理解するまで結構時間がかかりました。

「階段が家の真ん中にあれば、2Fの廊下が最小限で済む」

 当然ですよね、階段が1Fでいう玄関になるので行動の起点です。各部屋に移動するためには廊下が必要です。1FはLDKを中心とした出来るだけ大きな部屋を取るという考え方が主流ですので、実質「廊下をLDKに内包している」訳です。
 
 ならば個室を取る事を優先しがちな(2Fリビングは別で)一般的なプランだと、廊下を取らざるを得ません。というか、1階の都合だけで階段を作ると家を縦横断する長い廊下が出来てしまいます。廊下も立派な床面積ですよ!
 延床を減らすのには重要度の低い床、即ち廊下を減らしたくなります。そうすると家の真ん中に階段、結果リビング階段が発生する事が多くなります。

 1stプランだと、リビング階段的位置に階段が居ますが、ここには引き戸で階段を隔離出来る様になっていました。

…が、担当営業さんが鼻息荒く提案してきたくせに、設計さんに聞くと
「あ、無理ですねこの構造、ファミオでは取れないんですよHAHAHA!」

 ということでストレート階段3グリッド目で、下を通路にするのはF構法では難しいらしいです。

リビング階段のメリット/デメリット


 ・子供と一度は顔を合わせられる/リビングを通らないと友人等が2Fに上がれない
 ・開放感がある/空調費用、維持管理費がかさむ
 ・2Fの気配を感じられる/声が通り過ぎる

 変態としては、子供と顔合わせる合わせないで親子関係がどうとかよく言われますが、それってあんまり関係無いんじゃないのと思っています。その理屈なら階段の無いマンションや1DK社宅の方が子供との関係が上手くいってんですかね、統計データでもあんのかしら。
 あと子供の友人がーとか、いやいや人の家にお邪魔するんだから子供なりに気を使いなはれ。変態の子供の頃の記憶では、やっぱりよその家の大人は怖かったなーって思いますし、ある程度のそういった感情を子供達に持って貰う事は社会性を養ううえでいいことだと変態は思っています。
 でもトイレはかわいそうですよね、リビング階段でトイレが玄関あたりだと。その場合にはせめて2Fにもトイレを…

 トイレの話で思い出しましたが、うちには1カ所しかありませんし迷いもしませんでした。設置費用かかるし床が減るし固定資産税上がるし掃除の手間が増えるし維持更新費用が増えるし。階段付近に付ければうちくらいの規模では全く不便と思いません。担当営業さんにはこれまた驚かれましたが、パナホームでは基本的にトイレ2カ所で見積もられているため費用削減になります。

 2Fトイレを必要とされない方も、簡易的でいいので水栓を用意されると、2Fの掃除(窓やバルコニーの掃除、小さい子供が居ればリバースの処理等々…)など色々捗ると思います。

 開放感と空調費用、維持管理費はトレードオフですよね、仕方ない事です。狭い事を優先する変態の様なタイプの人は階段(室)として独立させた方が精神衛生上いいと思います。これは後日談で触れる事もあると思いますが、隣家との壁面距離が近い家なんかは冬場、吹き抜けからの採光を考慮したくなります。…どちらが光熱費が安く済むかは比較しにくいですがね。

 2Fの気配は…変態には必要ありません、2Fに居る時くらいそっとしておいてください。


 画像はパナホーム提案「普通プラン」と「3rdプラン」の階段です。

 階段の形状も色々ありますが、変態の家くらいの規模ですとコンパクトに納められる
 
 ・ストレート階段系 (上下1グリッド回り階段含む)
 ・ボックス(U字)階段系

 のいずれかを採用される事が多いと思います。まっすぐ階段か4グリッド使った折り返し階段かってやつですね。ここは正直悩みました…安全性についての数値データを探しましたがどれも主観込みといった感じであまり信憑性は無く。多く持たれているイメ―ジは

 ストレートは落ちたら途中で止まれない vs リズムよく昇降出来て落ちにくい
 ボックスは折り返しで止まる vs 折り返し部が踊り場でなければ螺旋と同じ

といった対立で、どちらの言い分もよく解ります。

 ボックス階段でも踊り場の無い物が一番危険とされているのは、意外と感じる方が多いかもしれません。踊り場を設けると段数が稼げなくなり面積を取ってしまうので、折衷案として、吹き寄せ階段や2グリッドある回り部の1グリッドに踊り場を設けるパターンが多い様です。吹き寄せ階段というのは、回り部を30°×2段でなく60°で一段刻む物でパナホームで何も言わずにボックス階段になるとこれが採用される様です。

 となると、4グリッドも占有する割に大きなアドバンテージが無く、理想は更に(踊り場を設けると)0.5~1グリッド必要なボックス階段は断念しました。
 変態はバリアフリー基準で良しとされている、ストレート階段としたかったのですが「下回り階段の3グリッド」を採用しました。間取りやパナホームの構法が許すなら長さを3.5~4.0グリッド取って踏み面を広く、蹴上げを低くしたかった所です。


 階段については、幅があるので手摺を付けても邪魔になりにくかったり、階段の踏み面、勾配等有利で廊下よりもメーターモジュールの恩恵が大きいと思います。

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