HM提案整理⑫最終決戦

変態です。

 長々と書いてきましたが、とうとう来ました最終決戦。
クレバリーホーム(ほぼ落選)、積水ハウス 、パナホームの三つ巴となります。

 パナホームについては何案か出して頂いているのでその平均値、他2社は最終候補での見積です。表中の青字は見積に表記が無かったため、他HMから参照して入れた値。0値は他項目に含まれていて項目として計上されていなかった物となります(積水ハウスだけ標準住設が個別計上されていた等々)。

各社提案比較

それではそれぞれの現時点での詳細を見て頂きましょう。

クレバリーホーム
 圧倒的なコストパフォーマンスが目をひきます。気密断熱性能も対抗2社と互角(3社共そこをウリにしていないHMばかりではある)だが、1種熱交換換気を採用しているため頭一つリード。
 これに太陽光3~4kWを載せて、カーポート付き外構もひっくるめ3600万の案件だと言ってくれていましたので素晴らしい安心感です。外壁総タイルと釉薬瓦でメンテナンスコストを下げ、太陽光で日々の電力コストを下げれば生涯コストではぶっちぎりとなりそうです。
 
 欠点は、分譲地への出入りがしづらい事と、希望を満たす間取りが微妙に出来ない事。分譲地がT型道路であること。ツーバイのウィザースホームがあったら間違いなく選んでt…

積水ハウス
 断熱仕様が北東北向けに「匹敵する(お得意曖昧表現)」ぐるりん断熱ハイグレード(基礎断熱)にグレードアップで、掃き出し窓の多い日も安心との事。でも3種換気なんだぜ。
 半永久的に劣化しないベルバーン(苔や藻が付かないとは言っていない)に30年耐久目地。メンテナンスコストを下げることを至上命題にと提案を頼んだら、担当営業さんに「試算した所、30年メンテナンスコストは10万円でした!私の担当した中でダントツに安いです、というか試算システム上最低値でしたwwwだいたいどんなに頑張っても100万は超えるはずなんですが…」と言わしめる程。(電動シャッターやら壊れそうな物は徹底排除しています)
 太陽光を載せたシミュレーションでも、予想発電量から消費量に運用益まで算出してくれて本当に至れり尽くせり。分譲地が安めであることから、上物が高くてもトータルで予算内ではある。
 分譲地はループ状道路で幅員も十分。交通事故の危険性も低く、予定地は北道路だが南隣地が低い位置にあるので陽当たりは真冬以外はなんとかなりそう。
 
 欠点は積水ハウスの分譲地でまわりがみんな豪華な積水ハウスばかりでお金持ちそう!ミニマム志向で庶民丸出しな変態がこんなセレブ分譲地で暮らしていけるのか!?そういえば積水の分譲地で、万一の事があったり数十年後建て替えるとなったらやっぱり積水で建てないといけないの?と聞いてみたけど、土地の取得時のみの縛りですとの事。でもなかなかそんなこと出来ないだろうな。

 後で思えばここから幾ばくかでも値引きがあったならパナホームより安かったかもしれない。

パナホーム
 外壁材では唯一光触媒機能性タイル「キラテック」を採用し、外壁目地まで接着剤で埋めることで目地や外壁下地ボードのメンテナンスという退路を断った漢気仕様。なあに、何か不具合が起こっても気付かれなければどうという事はない。換気も独特、賛否両論の2種換気、防蟻剤加圧注入が多い現在でなぜか地面に防蟻シートを敷くというシロアリ対策で我が道を行き、躯体も候補中唯一の軽量鉄骨造。木造に比べ振動への応答倍率が高い軽量鉄骨の躯体でタイル外壁に不安が残る所をパネル構法でねじ伏せる力技。カサートファミオでは並厚ロックウール断熱に基礎ポリスチレン断熱といった普通仕様で個性薄。
 
 一見スマートに見せて個性的でゴリ押し感の強さはやはり本社大阪思想から来るものなのか。
 
 なんやかんやで価格も上がってきて、メリットは気に入った土地を紹介してくれた事くらいとなってしまいました…

結局最後は土地

ここまで残ってきた3社ですから、共にそれぞれ良さがあり、結局変態が何を一番優先するかって事なんですよね。潤沢に予算があればあったで、結局悩みの金額や条件が上がるだけで同じ様に悩むんでしょうね。
 
 最後に決め手になったのはやはり子供の事を考えたら、になりました。家が少々よかろうが悪かろうが子供からしたら大差ありません。変態の実家も幼少時代は現代では考えられないレベルでボロで、雨の日なんか漫画の様にたらいなんかで雨水受けたりしました。ですが今でも鮮明に覚えていますし楽しかった記憶ばかりです。なのでやっぱり安心して暮らせる場所で、子供が不要になったら邪魔にならない様に処分できる可能性の高い場所。

 新たな故郷になる場所(土地)を見つけてくれたパナホームにお願いする事にしました。

0 件のコメント :

コメントを投稿