基礎のコンクリート打設後、型枠を外し養生期間中に玄関や勝手口の階段、エコキュートへの給排水口などの細かいブロック積みコンクリート工事が終わると次はシェルター工事になります。
シェルター工事
シェルター工事とは、所謂パナホームの上棟の事ですね。一般的な軸組工法だと、主な柱や梁が立てられ屋根が載るまでという感じですがパナホームの場合は
軸組+外壁下地サイディング(断熱材+窓枠+窓ガラス組込済)+屋根下地+ルーフィング
までを指します。一見するとグレーの家が建った様に見える状態まで1日~2日で仕上げてしまう事になります。ツーバイの上棟(?)も2日程度で壁まで付きますが、構造用合板剥き出し状態なのでちょっとイメージが違いますね。
上棟はやはり家を建てる上で一つの大きな区切りですから、会社を休んで見学したり、上棟式や祭祀を執り行ったりする事が多いですね。変態も会社休まないのかと聞かれましたが、中途半端な社畜のため普段通り出勤です。
とはいえやはり気になりますので出勤途中に遠回りして建築地に向かいましたが、遠くからもクレーンが見えテンションが上がります。既に資材山積のトラック4台が建築地の近くの空き地で待機しておりました。
小さい家ですのでこんなものでしょうが、柱から梁から屋根から全てでトラック4台に納まるんだなーと感心してしまいました。天気予報は2月特有の不安定さで微妙でしたがなんとか晴天に恵まれ上棟された様です。
…というのは、昼休みに確認しに行った時には既にほぼ組みあがっており、残すは屋根だけだったんですよね、早すぎんだろ。
数時間前まで何も無かった場所に突然姿を現すのはなかなか壮観です。場所柄、小さい子供達が多いので大型クレーンを見て喜んでましたね。うちの子も男の子ですから、普通の子なら喜んでくれただろか?と思うとちょっと寂しかったですが。
上棟してくれた作業員さんは、上棟専門員らしく滋賀のパナホーム工場を中心に関西圏のパナホームの上棟を一手に担っているそうです。風で煽られる大きなパネルを電線等を避けながら設置していくのは確かにエキスパートの仕事が必要になるでしょうね。
昼休みに挨拶に行きましたが、皆さん昼休憩中の所でしたのに全員整列して、リーダーさんがチーム全員の名前と顔写真の入ったパネルを持ちながら
「今日はおめでとうございます!しっかり工事させて頂きますのでよろしくお願いします。!」
みたいに自己紹介され恐縮するばかり。社員教育行き届いてますね、ホント気持ちのいい挨拶でした。というかリーダーさんが一番若い(多分20代中頃)というのも面白かったです。
昼休憩をお邪魔するのも申し訳ないので、数枚写真を撮って仕事に戻りました。
窓枠も窓ガラスもしっかり入ってます。見づらいですが2Fの床というか1Fの天井にもしっかり断熱材が充填されています。
赤と青の配管は水道水/温水の配管ですね。長期優良住宅では配管のメンテナンス性も問われますので、こういった高耐久ホースで色分けして配水されます。分配箇所もまとめられて、漏水箇所の特定もし易くなっていますね。
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