パナホームの収納の注意点②小型収納

変態です。

次にリビング収納とホール収納について。部屋別の小型収納ですね。

 こういった小型収納は適所配置すると、部屋の小物をしまっておけて部屋がスッキリしたり、各所の消耗品ストック等を詰め込んでおけるので無駄な移動が減ったりと生活の利便性に直結する部分です。
階段ホールにある収納。ここはトイレに近い事から主に紙類、未使用タオル、紙おむつなどのストレージとして利用しています。間取り上0.5グリッド、壁芯で450mmの浅い収納ですが位置的に重宝しています。また紙類の収納を目的としたので収納物が軽く、上段まで使いやすいです。

棚板の支え方

ここで棚板の支え方に注目します。

 両側の壁に棚を支える金具を取り付けるレールがあり、4カ所で棚板を支える方式です。このスタイルのメリットは、棚板下に金具が来ないため、下の棚をめいっぱい使える事でしょう。
 
 設置方法は限られ

・棚板の幅がそこまで広くない箇所
・両側に壁や仕切りの支えが取れる箇所

になります。大型WICの壁一面の棚板などは、この方式ですと重みで反りが発生しますしそもそも耐荷重的にも不可能でしょう。多分ただのMDFで無印のスタッキングシェルフの様な金属フレームが入っているようには見えませんし、実際本などの重量物を入れられて反りが発生しているブログも見かけます。

 一方、変態家では採用が無かったですが、棚板を正面壁からのアームで支える方式

・広いWICやSICの様な両側に支える壁が無い箇所

に採用されます。棚板を下側から耐荷重や棚板幅に合わせて数カ所で支えるので、棚板の反りに対しては強い方式となります。ですが、棚にかかる荷重が全て正面壁にかかる事から、こちらも耐荷重が大きいという事はありません。
 デメリットは明確で、アームが棚板の下側にあるため、下側の棚の置ける物にある程度の干渉や制限が出ます。可能な限り両側から支えるタイプの方が利便性が高いと思われます。

リビング収納です。
ここは簡易間取り上では1グリッドの収納としていましたが、実際には奥行壁芯750mm程度となっています。間口1グリッド、棚板奥行450mm。掃除機やフローリングモップ等の長物を収納する予定でしたので、折れ戸から棚板まで20cm程度の奥行があります。
 ここがちょっと悩ましい所でした。掃除機など長物を収納しているので、それをどかさないと奥行450mmの棚板だと深すぎて奥まで利用しづらいです。現在ここに収納している物は

・読みかけの漫画や小説
・プレイ中でないポータブルゲーム機や周辺機器
・町内会の回覧書類や連絡網等
・薬箱
・勝手に触らせると危ない息子の玩具
・ちょっとした工具
・すぐに写真を撮れる様、一眼やレンズ、コンデジ
・ワイヤレスヘッドホン
・息子の足蹴り車

 こういった雑多な物ばかりで最大でもA4程度の奥行、棚板300mmもあれば収まる物ばかりでした。収納の注意点①でも書きましたが、奥行があるせいで一番上の段はあまり有効利用出来ているとは言い難いです。収納を設ける時は、収納する物をある程度明確に絞りたい所ですね。

 また、これはプランニング時にあえて採用しなかったのですが、押入れや収納内にコンセントはあると意外と役立つと思いますのでおすすめしておきます。
 近年発達普及の著しいコードレス掃除機を収納しつつ充電したり、ルンバ様の巣にする等。小さい子供の居るご家庭でしたら充電中のデバイスを奪われたり、子供の玩具の電池を充電していると外して口に入れたりしないかと心配しますが、収納内で充電する事によりそういった危険を回避する事も出来ます。

 今は思いつかなくても後々便利機器が出てきた時に、電源確保したいがその辺のコンセントから取ると美観を損なう場合などにも使えます。変態の住むエリア界隈で最近車やバイクへのいたずらがあるようで、防犯カメラをDIY設置しようと検討しているのですが、こういった機器の電源確保にあると良かったかなと思っています。

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