確定申告①贈与税の申告

変態です。

 変態はサラリーマンをやっておりますので、基本的に税金という物に直接触れるのは消費税と自動車関連程度でした。所得税や住民税などは天引きですから問答無用で引かれてしまいますしね。税務署に行く事など家を計画するまではありませんでしたし、税金について真剣に考える事は無かったですね。

 そんな方も多いと思いますので結構ハードルが高く感じる確定申告について書こうと思います。

申告書類作成

税務署に行って用紙を貰って持ち帰って書く、不安なら税務署で相談しながら…といった直接的な方法もありますが正直おすすめしません。変態は事前に作成しておいて提出に行くだけでしたが、平日の午前中というのに税務署の駐車場に入るだけで順番待ち。やっとの思いで車を停められても、中に入ればそこからまた相談順番待ち…そこで終わればまだしも、書類の不足があれば出直しと非合理この上ないです。
 お役所が開いている時間に行くだけでも大変なのに、そこで相談しながらとなるとなかなか大変です。

 という訳でこのブログがみられる方なら間違いなくネット環境がある訳ですから、国税庁のサイトの「確定申告書等作成コーナー」で作成する事を強くお勧めしておきます。専門的な用語ばかりで面食らうかもしれませんがよく読めば解りますし、計算も自動でしてくれますので自分で計算するよりミスも無く簡単です。お役所コンテンツにしてはよく出来てると思いましたよこれ。

 申告書作成の注意点と必要な書類を紹介していこうと思います。

 変態は贈与を受けておりますので、贈与税と所得税について申告しなくてはいけません。所得税の方が長くなりますので、今回は贈与税について先に書こうと思います。

 平日にしか取れない書類などもありますので、早めの準備が大事ですよ!あと、練習がてらに入力しておいて翌年の本番時に「過去年分のデータを利用する」という項目からある程度の項目を引き継ぐ事もできます。

「確定申告書等作成コーナー」が更新されるのは、1月初旬になります。2月中旬から3月中旬までが申告期間になるので、約1ヵ月前からです。年末年始の休みに作成できるタイミングで更新してくれると少しは楽なんですが…

操作方法の注意

新規ウィンドウが突然開かれたりする挙動が地味にイライラしますが、慌ててブラウザバックを使うと入力した内容が消去されますので、マウスの左クリック以外使わないくらいのつもりで作成して下さい。PC操作に慣れた人程手癖でデータ飛ばしてしまうと思います。(変態は慣れるまで何度かデータ飛ばしました)
 入力データの一時保存がいつでも出来る訳では無いので…保存出来る項目まで進めたら、まめに保存していきましょう。
 またA4用紙にかなり細かい字で印字されるくせに「普通紙指定」されるので、安物インクジェットだと読めないかもしれません。あと一応推奨環境にEdgeが入ってますが(結構怪しい部分も多かったので)IEを使って下さい。

 e-Taxという便利機能もありますが、機材購入が必要です。サラリーマンが何度も確定申告する事は…現状あまりないと思いますので本ブログでは書面提出で。毎年される方なら購入するのもアリです。書面の提出は直接窓口へ持ち込み、もしくは郵送ですが変態は不備があるのも嫌だったのと、ネタになるかなと思い持ち込みました。

 各入力について…変態の入力した過程を一度まとめてみたのですが、みなさんの境遇はそれぞれ違いますし、あまり詳細に入力工程を列挙するとミスリードしてしまいそうなのであえて挙げない事としました。

基本的に、添付提出が必要な書類の目的は
・申告された内容が正しいかを確認するため

なので、逆に言えば契約日や入居日などの年月日、金額等も事実にそぐわない部分も出るかもしれませんが、証明書類上の数値を記入する様に注意して下さい。

 最後まで入力を進めると、申告書と提出書類等のチェックシート印刷画面になります。書類はPDFで作成されるので、Edge等のブラウザでも閲覧できてしまうのですが、印刷時に正常に印刷されない事が多いです(いくつかのブラウザを試しました)。adobe acrobat reader DCのインストールが必要になりますが、国税庁HPでも促されますので特に難しい事は無いと思います。

以下、入力後印刷される必要書類リストになりますが、申告内容に応じて多少変わる可能性がある事をご了承下さい。

必要書類リスト

第一表/第一表の二
ここまで入力していくと自動的に計算、記入された申告書が作成されますので印刷するだけです。

本人確認書類の写し
 本人確認書類(写)添付台紙が印刷されますので、そこに糊付けしていきます。
マイナンバーカードをお持ちの方はその両面をコピー。変態は下側の「通知カード」と「運転免許証」のコピーを使いました。よく住民票が必要とされていますが、マイナンバーが必要となったため、住民票は不要になりました。

住宅取得等資金非課税関係書類

見ただけで目が泳ぐ様な書類ですが…順に見ていきましょう。前提として、仮に不足や間違いがあっても税務署から後日「お尋ね」が来るだけですので、その時点で不足や訂正書類を持ち込めば大丈夫です。気楽にいきましょう…とはいえ一度で済ませたいものです。

No.1・2 戸籍謄(抄)本の「そのもの」:約450円
 本籍地にて取得(もしくは郵送取得)して下さい。また、原則として役所から発行して貰った「そのもの」が必要です。写しって表記なので勘違いしがちですし、コピーでも可と言われる事も多いでしょうが、本籍地が遠いと手間ですのできちんと原則に則りましょう。贈与者と受贈者の関係を示す必要がありますので…解りにくいですし迷ったら全部事項証明(謄本)でいいと思います。

3 源泉徴収票の「原本」
 サラリーマンですと申告時期の関係上、年末調整が済んでいると思います。変態の会社では源泉徴収票を貰った後、仕事納めの日に調整分だけを記載した紙を貰いますので、この両方を提出する事になります。いずれにしろ会社から貰う事になります、所得税の確定申告でも使用しますので2部発行して貰いましょう。

4 今回が初めてなら不要です。

5・12 工事請負契約書の「コピー」
「住宅用の家屋の新築又は取得」ですので工事請負契約書の「施主の実印」「請負会社印」「収入印紙」のあるページ、また締結日の記載されたページをコピーします。パナホームの場合、エンボスの効いたちょっといい紙になっている部分3ページ程度です。

7・8・9
①登記事項証明書の「そのもの」:窓口600円/インターネット請求480~500円
 これは法務局にて取得します。「住宅用の家屋の新築」には土地の取得も含みますので、土地に対してもこの制度を利用した場合には土地分の登記事項証明書も必要になります。インターネットで要請して郵送して貰った方が費用も安く出向く必要も無く簡単かもしれません。とはいえ「平日の08:30~21:00」という謎の縛りがあるため変態は直接法務局で取得しました。なんで土日は受け付けてくれんのや…このあたりがお役所らしさです。

②建築住宅性能評価書の「コピー」
 建築住宅性能評価書が各種証明に一番便利だと思います。スペックが一通りまとめて記載されているのでたいていの証明として使用できます。

12 建築住宅性能評価書の「コピー」
ここでも上で用意した「建築住宅性能評価書の写し(コピー)」が使えます。


贈与税の申告はこれくらいです。

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