給付金・補助金・税制優遇について

変態です。

 新築の場合や中古の場合、リフォームの場合など色々条件はあります。また、それぞれの詳しい条件等もここで書いてもただの写しですし間違いがあっても困りますので、お手数ですが公式をご覧ください。「変態の場合(パナホームの新築)どうだったか」に限って書こうと思っています。

 資金計画の中にこれらについての話が全然出てきませんでしたが、あくまで補助金給付金等は「あったら嬉しい」レベルにとどめておくものであって、ありきで考えると大変だと思います。計画中に制度が変わる事だって十分にあり得ますしね。

国からの補助金

ZEH関連補助金125~150万円
エネファーム 15~19万円

等があり、これらは下記でも触れる自治体の補助金の対象となる場合もあり双方から受け取れる可能性がありますので、お住まいの自治体サイトでご確認下さい。変態は両方不採用でした。

自治体からの補助金

変態が受けられた補助金は
太陽光発電システムに対し、家庭用創省エネ設備導入奨励金(地方商品券)
以上です。

…寂しいですね。

 2016年2月時点で国からの太陽光発電システム関連への助成は行われていませんので、自治体からのみとなります。変態の市では
25000~35000円/kW 上限65000~100000円 (条件による)
という物でした。
 他にも、エネファーム等の家庭用発電システムや、蓄電池、電気自動車用設備といった省エネエコ利権絡みの設備に今でも補助金を出している自治体は多いので要確認ですよ。

住まい給付金

消費税増税が予定されるため、その分を補う事を目的とした制度らしいですね。なら都道府県税の所得割額に応じて給付するのは解りますが、上限設定される意味がわかりませんね、みんな等しく消費税払うのにっ!建前上は、住宅ローン減税が、所得が低いとあまり返ってこないかららしいですが…
 変態はボーダーよりぎりぎり上だった様で、何度公式サイトでシミュレーションしても給付額0でしょんぼりです。営業さんから「そんなことないと思いますよ、大丈夫でしょう貰えると思いますよ!」と言われ続け、営業さん自ら書類を作って給付対象か確認に走ってくれたみたいですが「ダメでした…」って。
一応指標としては、年収:約510万円以下(消費税8%時)の様です

という訳でセットになる住宅ローン減税です。

住宅ローン減税

まずは所得税から控除され、控除しきれない場合は住民税から控除となります。
大きく分けて一般住宅か、低炭素/長期優良住宅の区切りになり、低炭素と長期優良住宅では内容の異なる箇所もあります。パナホームでは標準で長期優良住宅となっていますので、長期優良住宅の場合について触れようと思います。

 控除対象借入限度額:5000万円
 最大控除額:500万円
 控除期間:10年
 控除率:1%
 住民税控除 所得税で控除しきれない場合、住民税から控除

 という制度で受けるには細かしい条件もあるのですが、庶民が建てる家でしたら新築すればほぼどんな家でも適用される条件ですのであえて細かい条件は挙げません。(小難しく見えてしまいますし、HMも適用前提で話を進めてくるでしょうから。)

 一応「最大控除額が、長期優良住宅の方が多く」設定されていますが、そのメリットを受けられる方はなかなかいないかと。
(試算では年収:900万以上、借入額:4500万以上くらいから)

 変態は今年確定申告の作業中ですので、終わり次第また個別エントリーする予定です。
正確な控除総額はシミュレーションすべきですが、ややこしくならないためあえて概算しています。シミュレーションは各サイトで用意されています

 例)リンク:価格.com 住宅ローン控除(減税)シミュレーション
 
 変態の場合の概算
 1000万:20年返済(変動0.78)
 45000円/月 約60万円/年 返済
 
 毎年54万円ずつ借入金が減っていき、その年末残高の1%が還付されるとすると

 還付回数:年末借入残高:還付額
 01回目 :946万円 :9.46万円
 02回目 :892万円 :8.92万円
 03回目 :838万円 :8.38万円
 04回目 :784万円 :7.84万円
 05回目 :730万円 :7.30万円
 06回目 :676万円 :6.76万円
 07回目 :622万円 :6.22万円
 08回目 :568万円 :5.68万円
 09回目 :514万円 :5.14万円
 10回目 :460万円 :4.60万円
 合計:約70万円の還付

 最初の年末時点での残高から計算がスタートしますので、入居が年末に近い程メリットが大きく、早いほど返済が進んでしまっているので還付が減りますね。また、現在の様な超低金利時代ですと、住宅ローン減税のために繰り上げ返済をするかしないかの悩ましい問題も出てきます。これについてもいずれ触れるつもりですが、変態の方針としては

 「これほどの低金利でお金を借りられる手段は他に無いので、満額還付を受けた時点で繰り上げしようと思えば出来る状態にしておく」

としています。

他税制優遇

登録免許税:標準課税からの控除額:通常1200万円→1300万円
 不動産取得税:通常3年間→5年間税額1/2に

 これらは節約しようとして出来るものでもなく必要経費ですね。一応長期優良住宅は優遇されてますよって事くらい覚えておけばいいと思います。

最後に贈与税について

贈与税

変態はありがたいことに両親からの援助があり、

「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税」制度を

受ける事となりました。

 父母、祖父母などの直系尊属からの「住宅用途」に限って贈与税を免除します、その額は良質な住宅ほど上限を上げますよって制度ですね。露骨な景気対策で、使われないお金を市場に流したい思惑をひしひしと感じます。
 また「良質」のって表現が曖昧すぎて、現在の「良質」の基準を年度に応じて変えていく予定の文ではないかと思っています。パナホームは標準でこの仕様を満たすので特に意識される必要は無いです。

 似ていますが「相続時精算課税」だと、実際の相続が発生した時に相続税の清算に加えられてしまいますので全く性質が違いますね。

 この制度は契約年によって非課税金額が全く違っていますので金額については触れません。変態の時には贈与1000万について満額非課税となっています。

 以上いろいろと制度はありますが、HMの営業さんがあの手この手と優遇制度を紹介、対応する様にして契約に漕ぎつけようと頑張ってくれると思いますのでそんなに心配はいらないと思います。とはいえ、実際の申請作業等は自分でしなくてはならない事も多いですので忘れない様に。確定申告はマイナンバー記載が必要になり、代行申請も出来なくなった様ですしね。

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