広さの決め方

変態です。

 仕様決めから少し離れて前後しますが、今回は広さの決め方について。変態は主にexcelを使いました。他にもphotoshopを使ったりマイホームデザイナー、せっけい倶楽部にandroidアプリ等々使いましたが、今思い返すと一番最初のスケール感を養うには余計な情報が無い単純なexcelが一番役に立ちました。excelでスケール感を掴んで大まかに決めたあと、詳細な間取りや内装・外観のシミュレーションの段階でマイホームデザイナーやせっけい倶楽部あたりに行く方がいいと思います。

 プランニングの時、営業さんや設計さん、もしくは自分で3DダンジョンRPGのマッピングみたいに方眼紙で間取りを書かれていくかと思いますが、それをエクセルでやろうって事です。所謂エクセル方眼紙で、これ系で書類を部下が上げてきたら殴りたくなるとか、公的書類がこういう形式で稀に来るのでお役所仕事だな!って文句言うまでがテンプレです。

それはそうと、変態がした手順は

エクセル方眼紙で比較

「尺モジュール」と「メーターモジュール」でシートを二つ作っておきます

 列幅   : 1.88 (20pix)
 行の高さ : 15  (20pix)

とすれば、まぁまぁ方眼紙の出来上がりです。

 1マスをモジュールの半分。4マスの正方形で1グリッドとしています。お風呂で多い1616なんかは、4×4マス(4グリッド)、トイレは2×4マス(2グリッド)なんかで取りやすいと思います。
 だいたい0.5グリッド単位で間取りを動かせるHMが多いのと、これ以上細かい話はまたもっと先となってきますので。
 ここに長さの目印になる様に周期的に点線で罫線を入れています。10マスづつとかでもいいのですが、変態はクレバリーホームの分譲地で取れる最大幅だった18マスを基準として、他プランと比べやすい様に入れていました。

 そして現在の住まいを、各部屋ごとに測定してパーツを作っていきます。この細かいパーツを作っていくと、今の家がどれくらいのサイズで生活出来ていたか、そして新しい家に求める面積が掴みやすいかと思います。
 実際に測ってみると、こんなに狭かったとか正方形と思っていた部屋が結構長方形気味だったり意外と広かったとか解ってくると思います。
 そして壁厚が馬鹿に出来ないほどあるんだな、と気付く事になるとは思いますが、まぁそれはそれでまた後の話で。

 一通りパーツが作れたら、あとはそれを組み合わせて現状の住まいを作ります。これを新しいプランに重ねれば大きくなったか小さくなったか一目瞭然です。

 尺モジュールとメーターモジュールでシートを分けておきましたが、全く同じグリッド数で間取りを作っても、かなり大きさに違いが出るんですよね(超ざっくり計算でも10%程度はメーターモジュールが広い)。HMの採用しているモジュールで取り敢えず作っておいて、あとでモジュール比率をかけてやれば、同じスケールでの比較が出来ます。

 クレバリーホームは尺で、積水ハウスとパナホームはメーターでしたので統合したのがこちら。

 社宅の狭さが引き立ちますね!(玄関ポーチとか駐車場コンクリート部分も入れてしまったので解りにくくなってしまいましたが)それぞれのプランの床面積と図を見比べてどう見えるでしょうか?変態は間取りによって結構広く見えたり狭く見えたりしましたね。ここで狭く見えるからと、延床を盛りたくなるんですが、現在の住まいと見比べたり、他プランとの錯覚を潰したりする訳です。
 ハウスメーカーからも大きな用紙で貰えるのですが、比較しにくいんですよねー小さい方が俯瞰で見られます。

 1Fだけの比較ですが、3社とも社宅より広くなっています。生活に必要な設備は全て1Fにあるので、純粋に2F床面積分は現在の住まいより増える事になるので大丈夫だな、といった感じですね。

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