外構の手入れの話

変態です。

 2度目の夏を迎えた現在までで、家の外回りの気になる点や大変だった点を挙げていこうと思います。変態家での話なので、そもそもの立地(地方か都会か等々も含め)が違いますので苦労はお宅によって違うと思いますが、「戸建を持つとこんな手間がかかるよ」くらいに思って頂ければ。

鳥獣害

鳥害

鳥害に逢いやすい箇所とキラテックの防汚性」で触れましたが、いかにシンプルな形状の家でも鳥がとまるスペースはありますね。奴らは空を飛ぶという人類に不可能な高機動生命体のため、なかなか排除が困難です。対策は「ここは居心地が良くない」と覚えるまで威嚇し続ける事くらいですね…

獣害

野良犬猫以外にもド地方ですと鹿やイノシシ、稀に熊が来る場合も。

DQN
(非常に立地条件に依存しますが)季節が良くなると、羽虫の如く発生します。単独行動はせず基本的に群れで行動し、コンビニなど夜間でも明るい場所や公園等広い場所などを好むあたりも生態が非常に似通っています。刺激すると威嚇してきたりと面倒なのですが、残念ながら殺虫剤などには耐性がありますので、根本的な対策は警察へ連絡し巡回ルートに入れて貰うくらいしかありません。
 数年で世代交代するので、こちらも継続的な対応が必要となります。幸い変態家では年に数回程度の突発的な発生程度で通報まではせずに済んでいます。

珍走団
近年では絶滅危惧種となっていますがブリブリと非合理な排気音を立てる内燃機関付きの乗り物に乗る人達です。異常に長い突起物を好む様です、まぁこれはある意味生物学的には自然な進化の形なのですが。
 主要道路沿いだと通過されるだけで済むとはいえ、鬱陶しいですね。信号待ちで無駄に吹かしたりするので交差点近くに居を構えると被害を受ける可能性が高くなります。

虫害

ド地方の変態家ですが、地方都会に関わらず戸建であれば虫は来ると思います。最近の高気密住宅ですと家の隙間から入ってくる確率は非常に低く、現に虫が決して少なく無いド地方の変態家ですら家の中で虫を見る事はほとんどありませんでした。
 大半は非常に小さな羽虫(種類すら解らない)で、これも「呼吸の道タワー」や窓上の「24時間排気口」から入って来たというより「洗濯物についてきた」「勝手口の出入りの時に一緒についてきた」といった侵入経路に感じます。(ゴミ捨てが便利だからと勝手口すぐにゴミ箱を置くとどうしても入られがちです)。
 虫害に対してパナホームは非常に優秀だと感じました、まだ新居でG様と遭遇した事も無く痕跡を感じた事もありません。
 逆に家の外ですと、色々な虫を見かけますが害という程ではありません。唯一イラっとするのは蜘蛛が非常に多い事です。巨大な奴でないのが救いですが…夜間門柱灯やガーデンポールライトをつけているため、(LEDのため虫の寄り付きは少ないですが)それを求めて蜘蛛がどうしても集まってきます。羽虫を食べてくれるので益虫ともいえるのですが、巣の直下に蜘蛛の糞やら食べかすやらが溜まるのであまりうれしいものではありません。
 シンボルツリーから玄関ポーチの柱、門柱、挙句に散水栓ボックスの中にまで巣を作られて出社時に顔に巣がヒットするとイライラしますね…!殺虫剤を靴箱の中に常備しておいて、噴霧してから車に乗る事も度々。

雑草

 最低限外構で済ませた変態家。変態の性格は自他共に認める「興味のある分野には拘るけど、無い分野には全く頓着しない」けど割とマメな方(神経質とも言う)です。
 何も無い庭ですがぴょんぴょんと雑草が生えるのが気になるので、季節を問わず毎週末に10分程度の草むしりをしています。汚れと一緒で増えてからでは遅いですからね、増えるまでに各個撃破が基本です。駐車場の伸縮目地など目立つ箇所は、出社前など気付いた時に適時追加で行う…といった維持管理を行ってきました。

 それでも性懲りも無く生えてきます、本当に雑草は逞しい。

 東西面はコンクリート敷きなのでメンテナンス不要。北面は防草シート無しの砕石敷きですがこれだけでも立派に雑草を防いでくれています。月1回程度チェックして、砕石の中になんとか根付いた数本を摘まんでやる程度。
 砕石のデメリットは落ち葉の処理ですね。砕石の中の落ち葉を集めるのはなかなか大変です。大した量じゃないので現状見なかった事にしていますが、1年経っても全く生分解される気配も無いのでそろそろどうにかしないといけません…

変態家庭に見られる雑草たち

ヒメクグ?
伸縮目地のタマリュウに交じって生えてきます。小さい間はタマリュウによく似ていて、「タマリュウが株別れでもしたかな」と思っていたらずんずん伸びていくという。結構立派な地下茎が出来ますが、引き抜き易いのでそんなに困っていません。

コニシキソウ
 微妙に紫がかっている部分があったり、地を這って広がる姿といいとにかく生理的に受け付けないヤツです。引き抜こうとすると根本からポッキリ逝くので根が残りがち、そこから白い液が出て手はベタつく、こいつが生えると蟻が来るのか、蟻が来るとこいつが生えるのか解りませんがセットで増える事が多い。乾燥に強く、他の雑草ですらなかなか生えない場所にも蔓延るタフネスさ。本当にニガテです。

セイタカアワダチソウ
 育つと恐ろしく大きくなる様ですが、抜きやすいし成長もそこまで早くないので処理は楽です。

 他にも色々生えていましたが大きくなる前に排除しているので種類がよく解りません。
植物にはあまり知識も興味も無い物で…対策にはまず敵を知る事なのですが、こうも種類が多く混成部隊となると各々を調べた所でどうにもなりません。幸い変態家では芝生も植えていませんし、園芸もしていません。ならば化学兵器です…!

100均除草剤

 除草剤といっても粒状から液状、原液使用から希釈使用と色々あります。社宅では庭木がありましたので安易に使用できませんでしたが、今は持ち家、近所に配慮さえすれば使用に問題ありません。幸い変態家は斜面にあり、変態家より低い立地は北隣さんだけ。北隣さんはガーデニングもせず、庭に全面防草シートを直敷きというワイルドなタイプなので枯れて困るものは無さそうです。
 グリホ系の様で結論から言うと、この除草剤なかなかいいですね。液状散布ですので「今生えている雑草」にしか効果はありませんが。1本で約30坪賄えるので、とても草むしりをする気になれない夏のピーク使用に限定すれば、2~3回使用出来て1年乗り切れました。
 実際に効果が出て枯れはじめるまで一週間から10日程度かかりますので、効いてないんじゃ?と慌てない様に。

その他の除草方法

 家の前の歩道がインターロッキングなので、縁石との隙間からセイヨウタンポポなど強靭な雑草が生えてきます。さすがに自分の敷地で無いので除草剤の使用は躊躇われますが、美観的に許せません。って事で毎日コーヒー用に沸かして残った熱湯を雑草めがけて捨て続けると効果絶大でした。他にも塩(パスタゆで汁など)なども安価に除草効果が得られますが、塩害が出ますので…といっても高温多湿な日本ですから少々撒いた程度では塩害と言えるほどの影響は出ないと思います…が詳しくないので解りません。
(高速道路なんか、冬はバンバン塩カル撒かれていますが、道路脇は雑草だらけですからね)

まとめ

以上の様に、戸建を持つとコストだけでなく時間的にもとても負担が増えると思います。時間的手間は各種便利アイテムだったり、委託したりとコスト変換できる訳ですが更にコストの負担増大を招く訳で…ある程度楽をしつつコストを抑えるという折衷案になるでしょう。
 立派な外構に広い庭に一面の芝生なんて憧れますが、自分の性格をよく振り返って面倒見れる範囲にとどめたいところです。

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