結局入居前の数ヶ月～入居して半年、1年近く探し続けた結果候補に挙がったのが以下の3つ。それぞれのいい所と変態の希望に合わない所を見ていきます。タイトルで書いてしまってますが、広松木工のVERA CREPA(ベラクレッパ)が最適でした。
最終候補テレビボード総評
価格/汎用性/収納量重視
無印良品：スタッキングキャビネット画像のCセット+ウォールナット材でお値段90000円(2017年6月時点：税込)出展：無印良品ネットストア>収納家具>スタッキングキャビネットセット
みんな大好き無印良品。組立が大変な様ですが組み換えで後々の生活スタイルの変化にも対応できる柔軟性、やはり合体変形は男のロマンです。開き戸、ガラス扉、引き出しといった各種オプションパーツも豊富で、更に無印規格ともいうべきサイズのため各種無印製収納がぴったり収まる設計になっています。フラッシュ構造にスチール製の芯材が入るため見た目に反してMDFやパーチクルボードにありがちなたわみには比較して強め。
質感も価格も良好で、年に数回ある「無印良品週間」だと更に10%オフ。不要になっても傷だらけになっても、それなりの価値が付いてゴミにならない安心の無印ブランド。
欠点は、レール無しのゴリゴリ引き出しか開き扉しかなく使い勝手で劣る。木口の処理が甘いのか単に所有例が多いからかは不明ですが、突板の剥がれを指摘されている例が多く見られます。
変態も無印好きなので無印製品はそこそこ配備されています。
質感/フルスライドレール引き出し重視
MKマエダ家具：Tallo(タリオ)お値段166000円(2017年6月時点：税抜)20～25%引が相場でしょうか。出展：株式会社エムケーマエダ家具>PRODUCTS>TV BOARD>Tallo
デザイン家具で有名なMKマエダ製でウォールナットの前面扉部分が広く非常にかっこよく、同社製品は品質にも定評がある様です(何店か家具屋を回りましたが口を揃えて)。
欠点は低めのテレビボードのためテレビサイズが大きくないと(変態主観：40インチ以上)、ソファー生活では視線が下向きになりがち。床生活民にはメリットでもありますが。機器収納棚が100mm、中央引き出し95mmと共に低(浅)く、ラベル面を向けてディスクが入れられない。同社「HARDI(アルディ)」はデザイン、機器収納2台分、引き出しを満たしますが天板がプリント…
変態的要求を全て満たす(お値段以外)完璧テレビボード
広松木工：VERA CREPA(ベラクレッパ)お値段120960円(2017年6月時点：税込)出展：HITOMATSU ONLINE SHOP>テレビボード>VERA CREPA テレビボード
変態の要求を全て満たしてくれる完璧テレビボード。これにたどり着くまでに随分と時間を要しました。ちょっと予算より上だったためそもそも検索でヒットしなかったんですよね…「TABROOM」でダラダラ眺めていた時にたまたま見つけて一目惚れ。
導入事例(ブログ等)が少なく、公式だけでは細部がどうなっているか解らなかったのでなかなかポチれませんでした。なら本物を見に行けばよろしいんでなくって？と言われそうですが、変態の少ない自由時間で行ける範囲では置いている店舗が見当たらず…現物を見ずの通販博打でした。
天板も突板にかかわらず全面オイルフィニッシュ。耐久性を重視してウレタン塗装されている製品も多い中、突板に自信があるのか見た目重視なのか使ってみないとわからないですね。
家具のシミュレーション
実際に家に運び込んで試してみる訳にもいかない商品なので、せめてものシミュレーションをしてみました。家具屋で店員のアドバイスを聞くのも手ですが…大きさと色合いが似たような製品で大丈夫と言われているので、ここから先は好みのレベルですし。「MEGASOFT:3Dマイホームデザイナー12」や、WEBだと「無印良品：インテリアシミュレーター」などの3Dシミュレーションソフトがありますが、パーツが無い事もあっていまひとつピンと来ません。なのでもう一つの手段として、Photoshopなどのペイントソフトを使って2Dシミュレーションもしてみました。家具設置予定場所を撮影して…図面から天井高さや壁の幅等を調べて1mm＝1pixでリサイズします。候補家具の写真を公式サイトや通販サイトなどから搔き集め同様にリサイズします。後は置いてみて違和感がないかとか、テレビをより大きなサイズに買い替えた時などを想定してシミュレーションしてみました。
ちなみにキュビオスでは全く要求が満たせなかったので…採用しなくて正解だったと思っています。
補欠候補
バロッカ 節有りウォールナット一枚突板使用 大川家具要求スペックを満たした上で価格もお安い。HPの写真は非常に綺麗でかなり心惹かれましたが、ヤフオクで同品の中古が出ておりその画像だと、二段くらい質感が落ちて見えました。こういう時は素人の撮影の方が実物イメージに近いのでここで落選。逆にベラクレッパは素人写真でも公式写真に劣らない質感が出ていた事も決め手となりました。
パモウナ：AR
機器収納部がフラップ扉ですが下段引き出しは全幅でフルスライドレール。プリント化粧板+オレフィンシートなので見た目に綺麗で価格もお安く、価格の割に安っぽさはありません。パモウナといえばテッカテカなイメージですが、ARは落ち着いた表面仕上げになっています。端材を同じ光源で比べた訳ではないのですが、変態の検討した中ではベリティスウォールナットに一番近い色目だったと思います(変態主観)。
モリタインテリア：RETTA
カリモク：QT70
お値段が高かったり、微妙にサイズが合わなかったり、スライドレール引き出しが無かったり。カリモクQTは変態の用途には合いませんでしたが、評判がいいのはよく解るクオリティでした。新築でテンション高い時に出会っていたら、勢いで「それ、いただこうかしら」とか言っちゃいそうな魅力がありますね…
まとめ
こだわると意外と高いというか、材を選べばいくらでもって世界ですね。新築時のテンションで検討しないと買えない物も多いですが、新築時家具予算が何百万みたいな話もなくはないと実感しました。変態の様なゲーム好きだと、朝日木材加工等のテレビラックの方が機能的で幸せになれるのかもしれません。
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