着工21日目と書くと随分経っている様に感じますが、実際は基礎打って養生期間があるため実動はそんなにないんですよね。
「帖」と「畳」
上棟式の時に張りかけだった床下地合板も一通り終わっています。壁も外周りと耐力壁に対してだけ石膏ボードが張られ随分と部屋らしくなってきました。約19「帖」程度の決して広くはないLDKですが、まだキッチンが設置されていないため意外と広く感じます。今まで出来るだけ「畳」という単位を使わない様にしてきたのは、地方によって大きさが全く違う単位なんですよね…
・関西間(京間):1909 × 954mm = 1.82m2
・中京間(名古屋地方):1818 × 909mm = 1.65m2
・関東間(江戸間):1757 × 879mm = 1.54m2
・賃貸用等々…
といった感じで一体どれを指しているのか解りません。
メーターモジュールだと畳が大きい的に言われますが、単にそれは
「2グリッドを1畳」
と換算した場合といいますか。
という訳で、上でもわざと使い分けていますが「帖」と「畳」は違いますので要注意です。「帖」は中京間を指しまして、パナホームは「帖」表記になっています。結構区別されずに使っている場合も多いですよね。
念のため平面図から計算してみます。(壁芯距離の表記しかないので壁厚分減りますが)
3グリッドで2850mm
3 × 3グリッドの部屋で4.8帖表記なので
2850 × 2850 = 8122500mm2 = 8.1225m2 = 4.9227帖(壁芯)
メーターモジュールのパナホームでも、きちんと帖=1.65m2の中京間表記です。
ちなみに上で出した「壁芯」ですが、読んで字の如く壁の中心の事で、基本的に図面は壁芯距離で書かれていると思います。壁芯で計算していると、2×6工法やしっかり断熱材の入った壁の厚いHMさんだと思いのほか床面積が減ったりしますね(いいことなんですが)。
しかし、部屋の大きさは帖、延床面積は坪、建築面積になるとm2だったりと面積だけでこんなに単位の種類が多いってどうにかならないんですかね。
随分と話が逸れましたが進捗です。
先に少し触れましたが
「気になる箇所は写真に残しておく」
変態家のバルコニー裏側です。軒天材を支えるだけの角材なので、まぁ少々どうなっても問題は無いのですが、打ち込んである木ネジがかなりセンターからずれてるわ長さも適当だわとか。こういう細かい所を気にしだすといたたまれなくなるので、性能に直結する様な構造部分や、最終の仕上げ以外はあまり気にせず、問題が起きたら写真もあるし直してよ!くらいの気持ちでいる方が精神衛生いい気がします。
そんな訳で、その時は気にならなくても後で何かの役に立つかもしれないので、特に最後には隠されてしまう部分の写真は沢山撮っておくといいと思いますよ!
変態家最後の雄姿です。お隣さんが変態より少し前に南側の土地を購入し、2週間程先に変態家が着工しました。そこそこ普通サイズの家が建った場合を想定してプランニングしましたが…想定外の広大な基礎が見えます。
人生ままなりませんね!
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