2015年10月下旬
クレバリーホームと積水ハウスで進めてきた計画ですが、さすがに価格帯が両社で開きがありすぎます。通常の商品だと、仕様から商品相場がこれくらい+ブランドやデザイン料で価格が算出出来て、それに対して高いか安いかで検討する事が出来ます。ですが注文住宅となると、外壁がこれ、屋根がこれ、広さがこれ、断熱性能がこれ、耐震性能がこれといった仕様から積算して価格を決める事がまず困難です。なにせ家の形状やら使っている部材から、パラメータが多すぎかつ各部材の価格が一般人では調べる事すら出来ません。
ですので指標として「坪単価」なる謎の単位が出てくる訳ですが、これも延床面積で割るのか施工面積で割るのか、住設はどこまで含んでの価格か、本当に本体工事価格だけを割っているのかと各社バラバラのため、あって無い様な指標となります。
結局、HMの設定価格帯(想定顧客層)次第なんですよね、そしてよく言われる様に
「安くていい物は無い、高くて悪い物は沢山ある。けれど高い物は確実にそれなりにはいい。」
これは色々見てきた経験としても実際そうだと思います。ドア何枚、サイディング何枚と積算していって「物質」としての価格がそこまで違わなかったとして、30坪そこそこでも1000万で積水ハウスや三井ホームは建ちません。勿論へーベル様は構造が違い過ぎるので当然ですが。
このあたりの価格が適当かという話はまたそれだけで書きたいのですが、要はクレバリーホームが3600万だから積水ハウスもその値段にしてよっていう交渉は論外だという事になります。という訳で、もう少しユーザー層が近いけど積水ハウスよりは確実に安いであろう対抗馬が必要という事になります。
相見積要員
変態の行動可能範囲で対抗馬の候補は残り2社・PanaHome
・セキスイハイム
パナホームは、クチコミ界隈では親の仇か悪の巣窟かといった書かれ方をしていますが、(そこそこ)大手HMにしてはコストパフォーマンスに優れ、手が届きやすいという評価がされている様に思います。商品は大きく分けて
・カサート(テラ)系 鉄骨軸組+制振ユニット
・カサート(ファミオ)系 鉄骨軸組+パネル
・3階建て以上
語弊があるのを承知で簡単に言うと、テラ系は鉄骨造の割に細かい間取り設定が出来て地形に合わせて柔軟に対応できる。逆にファミオ系は自由度はかなり劣るがコスパに優れる。断熱材や地震に対しての考え方の違い等もありますが、それ以上に驚きの価格差になります。
対してセキスイハイム。ユニット工法、ステンレスフラット屋根を生かしたスマートパワーステーションの先進性といった女子層よりおっさん層に訴えてくる質実剛健なHMだと思います。
外壁タイル必須の変態としては当然ハイムのbjやスマートパワーステーションは思いつきはしましたが、ユニット工法特有の間取りの自由度が低い、外観がビルっぽいといった所から先にパナホームに行こうといった、そんな微妙な差で選外となりました。
0 件のコメント :
コメントを投稿