前回まででクレバリーホームの提案は一旦終了。最終案をもって、他のHMと比較検討の上決定するとしました。今度はいきなり完璧な案を出してきた積水ハウスについてです。
積水ハウス展示場を訪れてその日に出てきたのが以下の手描きプランになります。大まかな案は営業担当がする様ですが、そこから本部に居るデザイナーにプランニングしてもらう方式を取っているらしいです。
手描きっていいですね、それもこのラフな着彩とかときめきますね。変態は一応オタクをやっていますので手描きイラストにはときめかざるを得ません。
プランがいいというよりは、自社分譲地な訳ですから既に詳細な測量や陽当たり計算はされている訳です。これくらいの規模でこの商品ならこんなプランっていうシミュレーションは、客に言われる前に用意しておくのは当たり前といえば当たり前で、その当たり前が出来ているところもさすが王者の貫禄でしょうか。
積水ハウスのプラン
そこから提案書として上がってきたのがこちら。商品は、シャーウッド グラヴィス・ヴィラになります。ちなみに、木造や鉄骨造で構造材は違いますが、それ以外はどの商品用といった決まりは無い様で、使った建材によって商品名が決まるという方式のらしいです。
外壁のメンテナンスコストを下げる事最優先でしたので、ベルバーンを採用出来るシャーウッドとなっています。鉄骨の方が耐荷重に優れますが、地震に対する歪みが大きいので陶板外壁は使えない様です。
積水ハウスは商品が非常に豊富ですが、他社では安価に設定されている事の多い木造であるシャーウッドの方が、平均価格は高めに設定されている様です。やっぱりお金持ちになると木造の温かみとかを求めて、結果1戸あたりの価格が上がるのでしょうかね。
外観は、軒を長めにして和風に。ベランダは希望通り無し、敷地の間口が広いため、駐車場を並列にとってもまだ余裕があり使い勝手は良さそう。敷地南東をプライベートスペースにして、駐車スペースがあるので目隠しにもなります。濡れ縁を付け狭いリビングに開放感を与える様です。
間取りは、木造にしては大空間のLDK+和室で、LDKの三連掃き出し窓と、和室の境界もすべて柱のみで支えられていて、耐震性確保出来るのか心配になる構造ですが、耐震等級3はデフォルトで取ってくるそうです。
クレバリーホームは尺モジュールでのプランニングでしたが、積水ハウスはメーターモジュールとなっています。メーターモジュールだと廊下等の面積が無駄に広くなって、と言われますがプラン上廊下と言えるレベルの物は廃されており、合理的この上ないです。
という訳で一発でこれが来てしまったため、特に口出しする部分もなく積水ハウスの提案としてはこれで一旦終了。
家を取得するための予算をすべて込みで4000万と予算を伝えてあるのにこの時点でギリギリを設定してくるのは予算をオーバーさせてくる気満々の様なのであまり好印象では無いですね。最初を高めに出して、値引いた感を出して契約させて追加で元の額まで戻すっていうのはよく聞きますがね!
延床面積:31.01坪
簡易見積:土地+建物+諸経費+基本住設/網戸等+各種税全込 4000万(!)
0 件のコメント :
コメントを投稿