パナホームの地鎮祭(略式)

変態です。

 着工承認しましたので、後は正直なところやることがあまり無くなってしまいます。建築が進んで行くのを見守りつつ、クロスやカーテン、家具を選んでいく。引越しに向けて荷物の整理、取捨選択や引越し業者の選定。行政への手続き…このあたりの「やることリスト」についてはまた書こうと思います。

地鎮祭

まずは地鎮祭を行います。
変態はあまりそういった宗教要素のあるものは好まないのですが、人生で何度もやることはないので知的好奇心でやることにしました。費用もその土地柄でかなりの差があるようでしたが、変態グーグル調べでは20万程度が相場の様です。

 内訳
 ①神主人件費
 ②会場設営費
 ③供物費
 ④玉串料
 ⑤関係者への祝儀
 ⑥近隣住民への手土産や祝儀

 といった費用がかかってくると思います。パナホームでは地鎮祭の手配もしてくれますので、施主が用意しなくてはいけない物は、①④の2項目と当日使用する洗い米一掴み、残りはパナホーム手配となります。
 この中で⑤については上棟式含め迷われる事かと思いますが、パナホームからは「して頂かなくていいですよ、ちゃんと工事人件費から頂いていますから」と言われますので字面の通り受け止めます。勿論溢れんばかりの感謝の気持ちが抑えきれない方はなさってもいいとは思いますね。
 ⑥の手土産は変態は近隣関係の濃い地域を避けたこともあり非常に淡泊です。パナホームから粗品が用意され、変態は営業さんと一緒に手ぶらで挨拶した程度です。

 以上、実費は①④だけで、ワンパッケージ30000円という破格でした。専門職の半日業務(隣市からの出張で、いい日取りといえど午前中で地鎮祭2件掛け持ちはなかなか出来ないでしょう)といったら出張費用込40000円というのが変態相場です。これに供物の手配と実費(それもかなり豪華!)でしたので、ここで儲けようという感じは全くありませんでした。勿論これも本体費用から捻出されている事くらい解っていますが、こういう所で大きな費用がかからないのは気持ち的にいいものです。


 さて地鎮祭が如何なるものか、変態もどう臨めばいいものか解らず調べましたので多分これから建てられる方は気なる所でしょう。パナホームの地鎮祭は(変態の場合は)簡易的な物で、全く堅苦しくありません。そもそも神主さんも堅苦しくなく、服装も普段着でいいですし、やらなければそれはそれでいいんじゃね?くらいのものです。大きな金額ではないですし通過儀礼的な物ですから経験としておすすめしておきます。

 地鎮祭式次第
 ・挨拶します
 ・神様をお招きします
 ・供物を捧げます
 ・工事安全にさせて下さいねと神主さんが祝詞を奏上します
 ・工事する四隅と中央にフワッサーとお米お酒など蒔いて清めます
 ・これから工事するけど許してねテヘペロと施主と施工者が小山を破壊します
 ・玉串を捧げます
 ・神様にお帰り頂きます
 ・神様に捧げたお酒を少し皆で頂きます

 あえてくだいて書いていますが、それくらいの気持ちでお祝い事ですしといった気楽さで臨んでほしいですね。自分で供物の手配となると大変だったと思いますが、パナホームと神社で手配して下さったので変態が用意したものといったら「洗ったお米一掴み」だけでした。

 真冬の早朝からでしたので、紅白幕のかかったテントの中でしたが非常に寒かったです(ストーブすら無いですし)。神主さんはそれこそもっと薄着でさすが神職…そして満を持して変態妻登場。ここまで一度も姿を現していませんでしたので、関係者全員から間違いなく
 
 「妻が居ると言っているがそれはお前の想像上の人物(もしくは二次元)なんじゃないのか?」

 と思われていたでしょう!

 家のすぐ前が総合文化施設のため、早朝とはいえ徐々に人通りが増えてきて人目に晒されるのが嫌いな変態は落ち着かなくてしかたなかったです。更に(当時は診断前で自閉症疑い)息子は、聞きなれない音を聞くと泣いてしまうのできっと祝詞で泣くだろうなーと思っていたら案の定。挙句に逃亡しまくるわで、妻と交代で席を外しながらの祝詞になりました。
 祝詞が終わったらご機嫌に戻って、なんとか息子に玉串を持たせて一緒にお供えする事が出来ました。

 こういったイベントを子供と一緒に出来るのは、ささやかながら嬉しいものです。

 帰りにお供えを全て頂くのですが、立派なスルメやしいたけが壮絶な臭気を放っていて食べきるまでの数日間家中が恐ろしい臭いになりました。

最後に皆で記念撮影して終了。ここから怒涛のスピードで工事が進行していきます。

◇地鎮祭玉串料:30000円
◇今回支払合計:30000円
◆ここまで支払った金額:10649072円

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