仕様決定⑥洗面化粧台とトイレ

変態です。


 水回りが続きますが前回無駄に文字数が増えすぎたので、今回はあっさりと終わりそうな洗面台とトイレになります。

Panasonicの洗面台

まず洗面台ですが、これも3ラインナップで

 ・ラシス     (こだわる人向け、カスタマイズ性が非常に高い)
 ・ウツクシーズ (ボウルが有機ガラス系樹脂。一応C-Lineの上位扱いだが…)
 ・C-Line     (ベーシック。リニューアルで部材が豊富になりカスタム性向上)

 となります。相変わらず酷いネーミングですね(褒め言葉)、じわじわきます。
ちょうどモデルチェンジの端境期だった様で、ラシスとウツクシーズはモデル末期。執筆現在ラシスはL-CLASSとかっこよさそうな名前にクラスチェンジしていますが、ウツクシーズはまだのご様子。ツインラインLEDも選べるしぶっちゃけてウツクシーズより新型C-Lineの方がいいんじゃね?って思うレベルでしたが変態はウツクシーズにこだわります。

「サービスでウツクシーズにさせていただきます!」

と営業さんも言ってくれましたしね、在庫処b…ゲフンゲフン


何故ウツクシーズにこだわったかといいますと

「水栓が上から生えている」

 これに尽きますね、デザインやら何やらよりも変態にとってはこれが重要なのです。あのボウルから生えている水栓、どうやっても水栓を伝って水が落ちていき、根本の隙間が汚れるんです。根本の隙間を掃除しようにも洗面化粧台はキッチンと違いバックパネルが近い事が多く後ろに手が回りにくいんですよね。また掃除の話かと思われてもいいんです、掃除しにくいのは嫌なんです!
 一応有機ガラス系新素材というぼかしてぼかしてよくわからなくしたカテゴリの素材で防汚性能を謳っております。これについてはトイレの項で一緒に書きます。

 さもタッチレス水栓が標準の様な雰囲気ですがしっかりオプションです。ツインラインLEDもオプションでしたが採用せず、標準の蛍光灯です。これ変態家で唯一の蛍光灯です!(社宅でも洗面台の蛍光灯は16年間一度も交換した事なかったので、交換しても1回ってところでしょう)
 ちなみにツインラインLEDを選ぶと、LED用電源がミラー裏収納の右上1マス分占領しますので少々収納が減ります、またくもりシャットミラーは樹脂ミラーですのでスクラッチ耐性がよくありません、合わせてご注意を。
 
 引き出しなどの化粧パネルにもグレードがある様で、建具と同じベリティスウォールナットにしようと思ったら差額有り、後で触れますがキッチンパネルも差額有りでそこそこのアップとなります。また、トイレの手洗いがTOTO製しかなく、ベリティスウォールナットが選べないため、水回りはTOTOの「ダーク」に近い物で統一することにしました。という事で化粧パネルは「ダーク」を選択。
 ベリティスウォールナットと比較すると少し暗い色で、木目を無くした感じですね。TOTOのダークと比べても、並べないと差は解らないレベルだと思います。
 ちなみにこういったプリント合板系、数社で同じテクスチャを採用していて見た目が全く同じだったりする事も多い様です。

Panasonicのトイレ

さてお次はトイレ。Panasonicといったらアラウーノでしょアラウーノ。じわじわ以下略

 台所用洗剤で自動洗浄するよ!でもオレンジオイルとか許さないし凄く洗剤を選ぶから黙ってアラウーノフォーム買えよ。トイレ洗剤もトイレブラシも流せるトイレシートも凄く選ぶよ、だから黙って花王製品買えよ。という様な注意事項がびっしりと取説から便器フタからに書いてあり、腫物を触るかの如き扱いを求めてくるトイレです。さすがにアルコールを含む芳香剤の使用まで禁止とか予防線張りすぎでしょうよ。実際アラウーノについて検証されているサイトはググれば沢山見つかりますね。

 新品状態では確かに能書き通りの防汚性能を発揮してくれそうですが、長期にわたって使用するものですし扱いの程度差でどれくらい性能が維持されるものか…要検証ですね。他社にも似たような形状のタンクレストイレがありますし、割とINAXが好みなのですが

 アラウーノのウリは自動洗浄もありますが、業界としては異例の「有機ガラス系新素材」という物で出来ています。はい、有機ガラスって何ですかって話ですよね。おまけに新素材とまで付けられて、有機物なのか無機物のガラスなのか有機無機複合材なのか字面だけで全くわかりません。

 ご大層に「有機ガラス系新素材」ってなに?
 
 というページまであるのに何一つ回答していないという。

 変態調べではアクリルの有機ガラスで作られているようですが、それだと新しい技術でもないので新素材って部分が気になりますが結局解りません。この防汚性能は能書きでは表面の平滑性が高い事に拠るようです。しかし樹脂の中では強靭なアクリルとはいえ傷は入りやすいので、擦り洗いをさせないために自動洗剤洗浄がついた…って考え方で設計された気がします。
 陶器に比べて耐衝撃性(割れるかどうか)は比較にならないほど高いでしょうが小傷は付くし、耐薬品性も樹脂としてはあるけど…特定の薬剤ではクラックに繋がる等々

・樹脂製トイレは、メリットはあるけどユーザーよりもメーカー都合のメリットが大きい

 というのが変態の見解としておきます。初期性能はいいでしょうが(陶器に比べれば)加速度的に性能劣化し、陶器トイレと同じ様な製品寿命は望むべくもないと思われます。勿論タンクレスで温水洗浄便座も一体、給排水も電動なので、家電製品とかユニットバスと同じような想定寿命で一式交換でしょうが。

 新技術は心ときめきますし、メーカー想定使用年数での交換は予定していますのでアラウーノを採用です。

(注:念のため注意書きさせて頂きますが、仕様決定時点での「変態の見解」ですので事実と異なる点があるかもしれません。実際に使用したデータや、追加情報により修正すべき点が出た場合には速やかに修正致します。)


 標準の紙巻が、これまたオフローラで感じた切なさと同じ雰囲気を醸し出していたのでTOTO製の小物の置ける2巻きの物(ダーク)に交換。耐荷重がそこそこあり、グリップ代わりに使えるというのがポイント高かったです。本格的な手摺は必要になってからでいいかな。

 手洗いは標準でTOTO製、上下にストレージがあるものにしました。上は妻用、下は掃除用具入れとしたのでトイレがスッキリします。タオル掛けはストレージにストレージの開きノブ兼の様な物もありましたが低すぎたため壁から生やしました。

 照明はあまり選択肢は用意されていなかったし標準が気に入っていたので、標準の換気扇一体型センサーライトにしました。これについては一言ありますが、また後程住んでみての感想としようと思っています。


仕様決定⑦に続きます

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