2015年11月末
対抗案である「普通プラン」でひと悶着ありましたが「参照:HM提案整理⑧PanaHome(初トラブル)」、その普通プランの修正提案が出来上がったそうで展示場へ行きました。普通プランは提案の仕方が致命的にまずかったのと、外観が好みでなかった、外構案(特に駐車スペース)が酷かったくらいで、プラン自体は大きな問題はありませんでした。
以下簡単に計算するためメーターモジュールで
・1グリッド:970×970mm
・壁厚は考慮しない
とします。
オーソドックスな長方形LDK(4×8グリッド)を南向きで持ってくると970×8=幅7760mm
西隣地境界から外壁まで、こちらの方が低い土地という事もあり最低幅1500mm取る
土地幅15200-7760+1500=5940mm
普通プランの様に接道に頭を向けて車2台並列で置くには、建物南面幅を増やせても幅1グリッドまで。普通プランでは玄関を南向きにしたせいで幅2グリッド増やしているため破綻している訳です。このLDKの形であれば北東玄関にしてLDKは幅8グリッドにしないと…
そして今回の「普通プラン改」
普通プラン改の出来栄えは?
普通プランに比べ、玄関正面の軽自動車スペースに奥行が出来たため普通車でも置ける様に。この奥行を稼ぐために、玄関の向きを変え東向きにした様です。そのせいで玄関開けると接道からこんにちわ。それを嫌って門柱など立てる手もありますが、そもそも北東の謎スペースが拡大しました。挙句玄関ポーチ(立てたら門柱も)が邪魔して謎スペースには車の出入りが出来ません。ならば庭にと思ってもその庭を眺める窓も隣接する部屋もありません。玄関入ってすぐ壁から生えているトイレも、階段下にでもぶち込んで、LDKを東向きに1グリッド広げたらいいんじゃないのとか(ここの展示場の方針で階段下トイレは提案しない方向との事でした)。間取りはオーソドックスな物と「家事楽プラン」との折衷案といった感じに。和室との繋がりも2グリッドに拡大したため開放感は向上しました。
外観も、軒を重要視していると言っておいたので付けてはくれていますが、そこかしこからぴろんぴろんと生えてる感じで落ち着きません。というかせめてダイニングの軒とリビングの軒はツライチにならんの…
色々とありますが、あくまで比較対象のためのプランですので、この程度で置いておきます。思っていた通り、接道の傾斜と歩道縁石のためあまり綺麗には収まりそうにない事は解りました。
みんな気になる坪単価
ちなみにお値段 本体+諸費用(最低限外構費150万+地盤補強予算60万込)普通プラン :34.06坪/2800万(82万/坪)
普通プラン改:35.91坪/2900万(81万/坪)
なんでそんな金額含めるのと思われるかもしれませんが、家を建てる上で必要な経費トータルで考えないと、HMごとに見積の名目に含める範囲が変わってくるので比較出来ません。結果、当ブログでは実際に世間で言われている坪単価よりかなり高めに出ますが、逆にこれくらい出せばそこそこ普通仕様なら建ちますよと思って貰えれば。
これは値引き前の提示額でありますが、「とりあえずプラン」からサラッと上昇していますね。この時同時に値引き額も提示されておりましたが、あえて書いていません。また後程のエントリーで書くつもりですが、結局
提示額-値引き+オプションや想定外費用=提示額+α
くらいに落ち着く事が多いと思います。なので出てきた数字で一番大きい数字のイメージで話を進めていくと、あとで驚かなくて済むと思います。家づくりって素人がこれくらいと思う修正が日常生活では考えられないスケールの金額で変動してきますので怖いものです。
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