2015年7月
自分の中で整理した土地希望を持って不動産屋に行ってみました。不動産屋といったら、Vシネに出てくる様な人相が悪かったり、見るからに腹黒かったり胡散臭さかったり、入ったからにはもう返さないぜ的な修羅の店といったイメージなので、初めて行く時には正直緊張しましたね…!
今回のレギュレーションは
・大盛り小学区
・50坪前後
・期間は今すぐから最大3年間
としました。
不動産屋巡り
地元不動産①街中で一番多く看板を見かける不動産屋です。他不動産屋に聞いてもここが一番多く取り扱っている様でした。今時にしては珍しく、自社HPを構えていなかったのでアポなし訪問です。
上記レギュレーションにて物件を探して貰いましたが、提示される物件はどれもsuumo先生等で見かけたものばかりです。先方曰く、指定の条件はこのあたりでは最も人気のある条件で、出ても即売れてしまう物ばかりとの事。逆に、気になる空き地があれば、それを教えて欲しいと言われました。
ま、当然ですよねー
連絡先を渡し、希望に適合する物件が出たら連絡下さいとして店を出ました。
地元不動産②
次に、ここも①の次くらいに街中で看板を見かける不動産屋です。普段よく通る道添いにあったにも関わらず、今まで全く知らなかった店舗でいかに普段、周りを見ている様で見ていないんだと驚きました。店舗はプレハブワンルームといった小さなものですが、物腰丁寧な紳士が対応して下さいました。
とはいえ、紹介される物件は地元不動産①と大差無し。ここでも逆に、気になる空き地を教えて欲しいとの事でした。同じ様に連絡先を伝えて店を出ました。
隣市不動産
自社HPで物件の紹介もしており、近畿中国地方に支店を置く不動産屋です。変態の市も対応エリア内で、建売など手広くやっている様です。メールで問い合わせるとすぐに返信があり、変態の市に仕事で来ている日があるのでその日に気になる土地があるようなら案内して貰えれば地主と交渉出来るかもしれませんとの返事でした。
3社共通して
「気になる物件があれば、交渉はする」
というスタイルでした。当時は売る気が無いんだな、相手にされないのねと思っていましたが、終わってみた今となっては納得いく対応なんですよね。
不動産業の経験は無いので妄想ですが、仮に変態が不動産業をやっていたとします。家を建てたいよ!と思って土地難民が土地を紹介して下さいと来ました。
変態不動産は(仲介業務に限定しての話)
・成功報酬制で
・売る商品は在庫として持っている訳でなく、かつ自分で生産する事の出来ない商品
を扱う商売です。その取引を仲介する事によって手数料(取引価格×n%+a万円)を得る仕事ですから基本的に
・出来るだけ高く売りたい
・両手で売りたい
・土地難民に売っても美味しくない
と思います。高く売れれば仲介手数料も高くなりますし、気になる土地との名指しならそもそも高く売れる可能性が高い。提案してあれが気に入らないこれが不満、前の方が良かったとかに付き合わずに済みます。不動産屋の売り看板の立っていない土地ならば、地主に交渉して地主からも買主からも仲介手数料が取れるし。
動かしてはじめて利益の発生する商品のため、仮に同額で売れるなら、滅多な事でもう取引の場に上がってこなくなってしまう一般人の住宅用地にするなら、コネのある先(HMとか)や動く可能性のある他用途向けに売るでしょう。
すぐ売れるような土地はそもそもレインズに登録すらしないと言われるのもその通りでしょう。
今回の教訓
・不動産屋の情報はアテにしないでおこう。自分の足で探して、不動産屋の看板が立っていればそこに交渉。立っていなければそこではじめて不動産屋に相談。実際既に不動産屋巡りから1年超経過しておりますが、連絡は一度もありませんでした
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