カーテン予算、パナホームと比べてどうだった?

(最終更新日:20170530)
変態です。

 もっと短く終わると思っていたのですが、思いの外カーテンについて書くことがあって引っ張ってしまっています。それでは実際にパナホームの提案と、変態の検討した内容で最終的にいくら変わったでしょうか。
 過去エントリ:パナホームの「最終見積書」ではカーテン予算として20万で計上されていましたが…
 ちなみにカーテンレールとふさかけは家本体に標準装備のため0円見積となっています。

パナホームのカーテン提案

(川島セルコン公式画像が使用されている部分は念のためモザイク処理としています)
はい来ました、しめて291600円の提案です!パナホームに頼んで20万という枠に収まる訳がないと思っていたので何ら驚く事はありませんが、パナホーム自ら立てた予算の1.5倍で提案してくるとかどうなんでしょうかね?建築ブログを見回しても、どこもそんな感じですし予定調和なんですけども、他の業界でやったら確実にキレられると思うんですが。
 このカーテン見積書ではパナホームでの割引率は45%程度となっていますね。

 こだわり次第で(海外ブランド品まで加えてしまうと)青天井なカーテン価格ではありますが、一般的な予算がどれくらかとグーグル先生に教えを請うてみます。

 ・20000円 × カーテンの必要な窓数(11カ所:変態家)
 ・8000円  × 延床坪数(34.64坪:変態家)

 これくらいが相場という意見が多かった様に思います。これに当てはめると変態家は22~28万程度となるので、そこそこ妥当な見積とも言えそうです。

 とはいえ建築総額からすれば大した金額でないにしろ、予算以上はビタ一出さないって方針をブレさせてはいけません。再三伝えてきているのに予算を軽々と超えてきたのは売る気が無いと判断し早々にお断りします。
 そうはいってもパナホーム専属のインテリアコーディネーターさんの提案ですから、価格はどうあれ理にかなっているはずですので参考にさせて頂きます。

パナホームの提案内容

提案の基本方針は落ち着いたアースカラー使い、縦長の滑り出し窓はシェード、寝室もシェードといった王道の提案となっています。シェードは小さな滑り出し窓に向いた構造なのは間違いないのですが、どんな小さな窓でも同じだけのメカが必要なので、窓が小さい程非常に割高感が増してきます
 実際パナホームの提案では、過去エントリ:「構造から見るカーテンの選び方」で挙げた失敗例のカーテンがそもそも要らなかったんじゃないかという寝室窓に対し定価66600円のツインシェードが奢られていました。窓幅だけは立派で高さが無いからなんですが…なんというコスパの悪さ…!という訳でカーテンに変更して貰いましたが、それでも定価40700円。

 LDKの掃き出し窓は大柄のジャカードとなっていますが、柄を見せるためか費用を抑えるためか1.5倍ヒダとなっています。各店舗で見比べてみましたが一般的に言われる様に少し見劣りしましたのでLDKだけは2倍以上としたいです。

 「天井の高い家って~」でお馴染みのダイワハウスxevoΣ:竹野内豊「夫の本音」のインテリアの雰囲気が非常に好きでして、変態の新居はあんな雰囲気にしたいなーというのがありました。勿論庶民なので規模やら家具やらは比べるまでも無いですが。
 あのウォールナットにターコイズのカーテン、グレーのラグの組み合わせがたまりません。

 そこだけは譲れなかったので好みを通させて貰いましたが、インテリアくらいは妻にも参加して欲しかったので子供部屋と寝室は妻の好みの物を選んで貰いました。

 そんなこんなで各店舗で購入するならこれというのを集めて比較。

パナホーム以外で購入した変態家カーテン一覧

最終的に約11.4万円程度のコストダウンとなりました。
パナホームの提案に比べ
↓グレードダウン
・無地物が増加
・大手メーカー製は寝室のスミノエくらい
・シェードは不採用
・何もつけない窓が増えた

↑グレードアップ
・和室プリーツスクリーンがツインに
・LDKが2倍ヒダに
・ふさかけがTOSOシールドに

 「安くなったというよりは、減らした分だけ総額が減った」だけという結果になりました。オーダーする以上、普及価格帯のカーテンだとどこで選んでもそう大きくは変わらないですね。元の見積が2倍以上ヒダの高級生地使いだったら違ったかもしれませんが。
 また調べていて意外だったんですが、豪華な柄物ジャカードの方が無地より圧倒的に高いんじゃないかという先入観がありましたが、実際にはそこまでの差が無い(というか大差無い)とか。

という訳で、手間の割には良かったのか悪かったのかといった結果となりました。

追加雑談

価格で探すと、無地でよければコントラクトカーテンってジャンルがあるんですね。医療や学校など施設用らしくかなり価格は安いです。残念ながら質感的に選べませんでしたが、そういう選択肢もあるんだなと。ネット通販ショップオリジナルの無地カーテンはコントラクト系と非常に質感が似ていたので案外関係があるのかも…(確認の取り様も無いですが)

 「インテリア地元」「近くのカーテンじゅうたん王国2件の店員談」ですが、プリーツスクリーンのメカはタチカワが一番耐久性が高く、故障率も低いとの事でした。「インテリア地元」さんはこの界隈のホテルや公共施設のメンテナンスを手広く請け負っているので信憑性は高そうです。
 プリーツスクリーンはメカ部分の色が選べるのですが、パナホームのウォールナットと近い色目は「木目セピア」となります。同じ色?って思うほど近いですね。カタログやWEB画像ですと「木目ダーク」の方が近く見えるのですが、かなり濃いですのでお間違えの無い様。

 「カーテンはどこで買うべき?パナホーム以外の購入先」での書斎窓ですが、勿論お気づきでしょうがこのプリーツスクリーン、下まで完全に降りません。縦滑りのハンドルが当たるんですよね!これを回避するには窓枠の外に「正面付け」する必要があるのですが、スッキリ感重視のために諦めました。
 ガラス部分は全て隠せるのでよしとしますが、ここはパナホームさん、改良して欲しいポイントですね。

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