工事進捗(着工38日目)

変態です。

 工事も佳境となり目立った変化が色々と出てきたのですが、あまりに目立った変化過ぎて知っている方には特定されてしまう感じになって来ました。という訳であまり載せられる写真がありません。

 外壁にはキラテックが順次貼られています。建物上の方から貼っていくんですね、タイルと下地サイディングの間に雨等が入る事を避けるためでしょうか(基本雨仕舞いは高い側が上に来る様になってますし)詳しい理由は解りません。

 パナホームのいい所と思っているのが、外壁パネルの繋ぎ目が見えない事は勿論ですが1Fと2Fの境界位置に入る中間水切りだったり幕板といったりするラインが不要な所です。サイディングだと1枚のパネルの大きさが決まっていますので、どうしてもこの幕板が必要になります。パナホームの様な現地タイル張りだとこの上からタイルを貼れるので下地サイディングのシーリングを全て接着剤とタイルで覆う事が出来、メンテナンスを軽減する事が出来ます。勿論既に書きましたが、逆に言えばメンテナンスを考慮していない仕様ともいえる訳ですが…

 接着剤は黒を選びましたが、ここはもう少し明るいグレーと2色から選択可能です。近くでは大差無い様に感じますが、遠目に見ると明らかに「白い家」感が出ます。黒だと少し落ち着いて、積水ハウスカラー(変態呼称)に近くなります。近年の積水ハウスはサイディングもダインコンクリートも近い色味に統一されているので遠目に見ると積水ハウスカラーがよく解り区別がつきやすいです。

 同じタイル外壁でも既にタイルの貼られたパネルで搬入されるセキスイハイムや一条工務店ではどうしてもユニットごとの繋ぎ目を無くすことができないため美観的には優位です。
 ですが、工場で高精度で貼られたパネルの方が職人による当たり外れも無いですし、建てられた壁に対して施工するより作業性も良いでしょう。セキスイハイムでは高耐久ガスケットを用いているため衝撃吸収や補修交換の費用が抑えられるとの事ですし、一条工務店はパネルの繋ぎ目は現場貼りで覆い、出入隅のシーリングは歪み吸収のための必須マージンとの事です。
 オーナーの贔屓目をもってしても、他社の方が合理的でないかと思ってしまいます。設計思想としてはクレバリーホームが近い気がします。

 タイルではないですが、候補にしていた積水ハウスのベルバーン。こいつは金具による引っ掛け工法+繋ぎ目はハイムのガスケット的な部材を挟み、上から高耐久シーリングで塞ぐ工法で、窯業系サイディングの豪華版といった工法になります。なのでどうしてもつなぎ目は目立ちますので、気になる方は陶板のテクスチャ選びが重要です。
タイルに残った黒い跡は、キラテックをシート状の1ユニットにまとめていた剥離紙との接着跡です。発売当初はここが黒でなかったため、施工後の洗浄時に洗浄忘れの箇所が出て後で汚れたりといったクレームが出たそうで、洗浄忘れの無い様に今の黒色になったそうです。
キッチンやカップボード、レンジフードが入りました。これで残る住設はトイレだけです。ひと昔前ですとキッチンは壁付けが当たり前で、レンジフードも壁付けされ外壁の換気口から即排気されていました。屋外排気口から油が滴った様な状態になることが多かったと思います。
 近年の対面やアイランドでは外壁の排気口からレンジダクトと経路が長くなりますが、このレンジダクトが汚れないのか疑問です。レンジフードの性能が良くなり、油汚れを排気から分離してくれるのでしょうが完璧では無いでしょうし…傾斜でも付いていてレンジフード側に流れて戻って来る様になってるのかな?と調べてみましたが明確な答えは得られませんでした。

 変態家は極めてオーソドックスな、パナホームに提案されたままの薄型レンジフードです。掃除は一度しましたが、分解も簡単で掃除しやすいですね。変態家が油料理を好まないせいもありますが汚れも酷くありませんでした。普及機でもIH連動運転+照明オンされますし、紐で引っ張っていた社宅からは隔世の感があります。

 キッチンは気付いた時には設置されていましたのでどんな状態で運ばれて来たのか解りませんが、ラクシーナカップボードはそこらの組立家具と何ら変わりません。プロが現地で作り付けてくれるってだけですので、やはり既成のちゃんとした家具とは比べるべくもありません。とはいえやはり同シリーズでまとめられるのはメリットですね、統一感が出ます。
 対面やアイランドですと、キッチンボードのパネル柄よりもカップボードの方が人目に付く位置にあります。カップボードさえそれを意識しておけば、キッチンのパネル柄は好きな物で冒険してもいいんじゃないかなと思います。

ちょうど入居1年でブログでも家が建ったところまで書けそうです。

2 件のコメント :

  1. 変態さん
    お久しぶりです。 
    ココです。
    我が家もやっと引越しが終わり、本格的に住み始めました。
    が、まだまだ小物を運び終わっていないし、片付いてもおりません。
    現在GWに向かって戦闘態勢をとっているところです。
    前の家で懸案事項だった水回りがとても便利で女の城は言うことがありませ・・・・じゃなくて、やっぱりあります。 ???な箇所も。 でも概ね満足ですね。
    ただ、部屋の乾燥が半端ないですね。 乾燥している分、寒くも感じます。
    家族全員喉を痛めてしまいました。 発熱も併発しており、所謂風邪ひいちゃいました。
    今から梅雨に向かってまっしぐらですが、独特のムシムシ感がどのくらい軽減されるのか楽しみです。
    後、フローリングの生活はとても疲れます。硬い板は足に響きますね。 前の家は古く、畳生活の家でしたので。 掃除はクイックルワイパーで済むので楽なんですけどね。
    1年先輩の変態さん、生活するうえでいいアドバイスがあれば、また記事にしてくださいね。

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    1. 引越しお疲れ様です。
      といっても荷物が運び込まれただけで、荷ほどきからが本当の地獄ですよねぇ。
      実際1年経った変態家では、引っ越しの箱に入ったままの奴らも居ます。
      (まぁこれは、出さなくてもそのまま保管すればいいと思ってた物でもあるんですが)

      初めてのGWって事ですし、知人友人、ご近所のお祝い訪問などもあるでしょうからお忙しいと思います。キッチンなんて、使い込むまではどうしても勝手が違っていつもより作業時間がかかってしまうとは思いますが、頑張って下さいまし!

       やはりココさん邸でも乾燥しますか、パナホームの性能なんでしょうね。体調には気を付けて下さい、うちも鼻喉風邪で全滅中です。
       梅雨のムシムシ感はエアコンかけないとより酷い可能性が高いです。でもエアコンさえかければほとんど電気代もかからず快適になるのでさっさとつけるのが吉ですよ。

       フローリングは疲れますねーうちは子供が小さいので、1F全てをジョイントマット敷きにしてやりましたがこれが思いのほか快適で。あったかいしゴロゴロしても痛くないし。子供が大きくなったら剥がさないといけないと思いつつこのままでいいんじゃないかと思ってしまってます。
       今までが畳生活でしたら、いっそのことフローリングの部屋にも合うユニット畳なんかも検討されてはどうでしょう。というか変態は検討中です。

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