今度は水回りを決めていきます。
まずはお風呂ですね。パナホームでは多分ほぼ間違いなくPanasonic製を勧められると思いますが、変態は特にこだわりもなく、また
「住設をPanasonic製で統一するとエアコン一台(リビング用)プレゼント!」
というのにホイホイ釣られましたので、全てPanasonicで揃える事になっています。
エアコン欲しさというよりは、建てた後のトラブル発生時に対応して貰いやすいかな、というのが目的ですが。
同様の理由で、施主支給は全くしておりません。
いや広い意味では照明やらカーテンやらは施主支給なのですが、自分で施工できる範囲に限ってにしました。
Panasonic製のお風呂
・上位機種(2016年1月時点での商品名を忘れました…お風呂にこだわりたい方用)・リフォムス(ちょっと高い。そのかわりリフォーム対応で自由度が高い)
・オフローラ(ベーシック。オプションを定食屋のおかずみたいに盛っていくスタイル)
なんですが、特にこだわりもないのでオフローラです。
サイズはメーターモジュールの4グリッドですので
・1616(バスルーム内壁1600mm × 1600mm 所謂1坪タイプ)
・1618(洗い場短辺が200mm広い)
・1818
の3択になりますが、この3つで変化する所って
「洗い場の広さ」
だけなんですよね。浴槽は同じ物なので1800mmになろうが、浴槽横に妙な段(小物置き的な)が付くだけですし。夫婦でとか子供2人と親で、といった使い方ですと洗い場の広い1800mmの選択もありますが、変態家ではその用途は無さそうなので1616を選択。
お風呂掃除は変態の仕事なので、広いと掃除の手間ばかり増えますしね。毎日の事なので地味に効いてくるはずです。
次は浴槽の形状ですが、水量の多い順に
・アーチ :290L(普通の形状。二人で入る事があるならこれ)
・エスライン:280L(微妙なカーブと脚側が浅くなっていて子供と一緒に)
・リクライン:270L(背もたれがなだらかになっていてダラっと一人で)
といった感じかと。3種類ともありましたが、やはり皆さんこだわりたい部分なのか人が多く、実際に入ってみられたのは本命のエスライン浴槽だけでしたが、特に問題なかったのでこれで。
素材はFRP、アクアマーブル人造大理石、エクストラマーブル人造大理石の3種から選べるのですが…これについては疑問が残ります。まず名前でアクアとエクストラの差がわかりにくい。Panasonicは商品名は小林製薬並みに解りやすいんですが、こと商品仕様となるととたんに解りにくくなります。(フローリングの項しかり)
人造大理石であることを重視したかったのでアクアかエクストラになる訳ですが、設計さんに
「アクアの人大が、アクリル系かポリエステル系かHP見ても情報無いんですがどっちですかね?」
と聞いていたんですが、結局設計さんでも解らずでした。(一般的にアクリルの方がよいとされているのでウリになりますし書かない訳が無いのですが)
で、google先生を問い詰めて仕様書を発見。
エクストラマーブル人造大理石は「アクリル系人造大理石製」
アクアマーブル人造大理石は「フッ素配合樹脂製」
…人造大理石ってどこいったよ?所謂フッ素樹脂かしらねこれって。それだと硬度自体は大したことないから傷に弱そうな気もするけど。人造大理石って書いちゃっていいのか、そもそもの定義からしてどうなんでしょうね、樹脂関連はあまり知見がないので詳しい話は避けますが。教えてエロい人。
と散々っぱら書きましたが実際そこまで興味がないので、エクストラのマーブル柄やラメ感が好みじゃないって理由でアクアのホワイトに決定。
あ、断熱オプションは付けませんでした。断熱とか熱効率とか大好き風なのに意外と思われるかもしれませんが、むしろ断熱しなきゃいけないくらい風呂に入る時間がみんなバラバラな方が効率悪いよねって話で。それに、いくら断熱したところで最近の節水型浴槽だと湯量自体が少なめな訳ですよ。人間が一回入れば熱交換で持っていかれる訳で保温とか関係無しに湯温は随分下がるんですよね。
湯量が多い大きめのお風呂を採用される、みんなのお風呂の時間がそれなりにズレていて追い炊きの熱量を節約したい等の方には検討したいオプションですが、その場合にはセットでエコキュートの容量アップも付いてきそうです。
アクセントパネル(1面だけ柄パネルが付けられます)はシミュレーションだとエアリーブルーいいよねと思っていたのですが、(検討したのが真冬って事もあって)大きなパネルで見ると寒そう過ぎて死ねます。あと玄関タイルで「砂岩」がコンセプトとして追加されたので、水回りは石目で統一する事にしました。ということでグレーオニックスに変更。
床はミディアム(ホワイト/ベージュ/グレー)の3色でしたが、スケール汚れ(結構変態の市の水は硬くて社宅のお風呂排水口まわりはガチガチになってました)の目立ちやすいグレーは勇気が無く結局無難なミディアムホワイトに。無難に無難にと考えていくと、ホントどこにでもあるお風呂になりますね。
ドアは折れ戸のホワイトが標準で、色(アルミ色と2色しかない)を変えてもドアを変えても増額になります。折れ戸は掃除しにくい、開け閉めがぎこちない、セッティングが甘くなってくると勝手に開いたりと悪い所は多いです。とはいえ一番慣れているのと、増額してまで変える程ではないと判断。
引き戸はレールが掃除しにくく(最近は改善されていますが)一番高価。開き戸は使い勝手がよく好きなのですが、開け閉めに気を使うためお風呂が狭く感じます。
さてここからオプションですが
・鏡<減額>
いらないので外しました。幾ばくかのコストダウンになります。妻は目が悪いんでお風呂では鏡なんて見えませんし、変態は鏡の自分と目が合うのも嫌な人なので洗面台にあれば十分です。掃除も楽ですしね。
・握りバー兼用スライドバー
これ、単なるシャワースライドバーと2種類あるみたいで、手摺に使うとモゲるそうな。結構苦情があったらしく、手摺になるやつしか提案していないそうで。別に無段階じゃなくて下と上の2カ所に引っ掛けるだけの、昔ながらのでもよかったのですが、あれって地味に掃除しにくいので。
・手摺
浴槽内にハンドルが付いていましたが邪魔そうだったので外して浴槽の上にメタルの横バー状の物を。浅くて開口の広い風呂は起き上がったりするのが地味に危ないのでお勧めしておきます。
・ソケットレス水栓
デフォルトだとハンドルから何から樹脂の水栓でチープさ全開です。そしてそれが嫌でソケットレス水栓にしても所詮メタルカバーで残念感が抜けません。そしてハンドルが使いにくくなるというオマケつき。とはいえそれ以上になると突然自動水栓化したりするのが解せぬ…メタルカバーで妥協です。操作感は適度なクリック感があり悪くないですよ。多分KVK製
・メタルワンタッチシャワーヘッド
これも標準だととても残念なオーラを発しています。概ね「水回りの物は金属製」ってイメージがあると思うんですよ。それが全てオプションとはなかなかやりますオフローラ。ま、要らない人は要らない装備ですから正しい事だと思います。メタル製を選択。
・フラットラインLED
唯一の贅沢装備ですね、こだわらないと言ってたくせに!だって壁付け電灯って掃除しにくいじゃないですか…って掃除の話ばっかりですが。調光(といっても白色と電球色の2色)出来るのに記憶しないんですよ、そこそこ高額オプションのくせに毎回白色で起動とか意味がわからないよ。
・浴室暖房換気乾燥機<減額>
電気ヒーター式浴室乾燥機とかとても恐ろしくて採用できません。仕様書上で1350W程度、言うなればちょっとした電気ストーブ、いやハイパワーなドライヤーで2畳の部屋を暖めようという話です、正直意味が解りません。脱衣所にエアコン付けた方が多分幸せになれると思います。セール品のエアコン並みの見積でしたのでただの換気扇に交換、差額でフラットラインLEDを設置となりました。
・小物
3段小物トレイやタオル掛けは変更無し。オプションで色変更やクリアー素材とかありましたが樹脂トレイが専用品とはいえ結構いいお値段します。車のオプションと一緒ですね感覚的に。タオル掛けはメタルにした方がよかったかなと一瞬思いましたが、この記事の最後まで存在を忘れてたレベルなので問題なかったですね。
こだわらないと言いながら結局一番オプション盛った住設かも…
仕様決定⑥に続きます
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